孤独なシニアに必要なものは会話ができる仲間とちょっとした生きがい

働けない、働く口が見つからない、生きている目的が見えない、伴侶が他界してつまらない生活をしているなどの問題を抱えた老人は、余生を楽しむ事を忘れがちになる。

余生を楽しむには、生き甲斐を見つける努力をする必要がある。生き甲斐は、ちょっとした事で生まれる事を知ってほしい!ちょっとした事をやり続ける事で生き甲斐が育っていく

ちょっとした事とは、・・・

生き甲斐を作り出すちょっとした事

私は、今、Chromebook PCに興味を持ってわざわざ米国アマゾンから購入した。日本では、Chromebook PCは知られていない。知る人ぞ知るPCである。

なぜ、私がChromebook PCに興味を持ったのか?

ThinkPad X260(SSD搭載、Intel Core7 CPU)の高機能パソコンを使ってブログを書いている。Windows10 PCを使うと多機能で良いのだが、PCの立ち上がりで時間がかかり過ぎる。ブラウザーを立ち上げてブログを書き始めるのに10秒以上かかる。SSD搭載なので立ち上がりは早いはずなのだが10秒以上かかっている

米国アマゾンから取り寄せたASUS Chromebook Flip C302A PCは電源ボタンを押さなくてもディスプレイカバーを開けるだけで電源が入り、Google Chromeブラウザーログイン画面になる。ログインするまで3秒しかかからない。

Chrome OS(Linuxベース)であるのでウイルスソフトもいらないし、OSのバージョンアップも待たされないほど早く出来てしまう。Windows10 OSのバージョンアップは、ひどく時間がかかる。こんな理由でGoogleのChrome OS PCであるChromebookを使い始めた。 

Chromebook PCという切り口で新しい世界に飛び込む

Chromebook PCの良さを感じている人たちがいる。数は少ないかもしれないが、Chromebook PCという横串で今まで接点がない人たちと知り合う事が出来る。一種の趣味の世界に近い。私は、Chromebook PCに興味を持っている人たちと情報交換ができる新しい仲間を作ろうと思っている。

興味から始まったちょっとした目標。Chromebook PCに興味を持っている人たちのユーザーズグループが生まれれば、彼らと一緒に活動ができる。大した目標ではないが、追い続けると人生を楽しむ機会が自然と生まれてくる。

ちょっとした興味が生きがいを生む

ちょっとした興味を追求してみると今まで体験したことがない刺激を味わえるようになる。それが突破口となって人生を楽しむ活動が広まる。大きな目標だけが生き甲斐ではない。生き甲斐は、ちょっとした事がきっかけで生まれてくる。

人生を面白くないと思っているシニアならば、今興味を抱いている事を追求してもらいたい。追求しているうちに色々な出会いが生まれてくる。知らないうちに動き出している自分に気が付くはず。興味が好奇心を刺激する。

何歳になっても味わったことがない体験は刺激的である。刺激が人生を楽しませる。何かに興味を持ったら、そこで思考を停止してはいけない。行動に移して追求してもらいたい。 

孤独は人恋しくさせる

夫婦生活を続けていると色々な場面で会話が生まれる。お互いをけなしながら言葉遊びも出来る。気楽に話ができる相手がそばにいる生活は楽しい。そんな生活もどちらかが他界すれば、消えてしまう。一人で生活を始めると話し相手がそばにいない。自分の生活の半分が突然消えてしまったようになる。

これは宿命である。いつか、どちらかがこの世界からいなくなる。そうなった時にどうするかを事前に考えておくと苦痛を和らげる。

孤独を和らげるのは会話ができる仲間

私が考える方法は趣味と健康のためにやっている筋トレである。週2回必ず近くのスポーツセンターに行く。定期的に行くのでジムで顔を合わすシニアと顔見知りになる。挨拶はするが深い会話がしない。お互い決まった筋トレメニューをこなすことに集中しているから。

時々、休憩時に会話をする時がある。その時感じるのは会話は精神に和みを与えるということである。仕事柄一人で会話をせず過ごす時間が多い。自宅に変えれば家内と馬鹿話をするが、昼間は何もない。そんな生活でも叶い以外の人とちょっとした会話をすることで心が軽くなる。

一人暮らしをしているシニアは自分の生活のリズムの中に他人と会話をする場所や機会を作っておくことである。それが孤独の緩和剤になる。

共通の趣味で定期的に顔を合わす場所に行く

健康のためにスポーツセンターに行くシニアは共通の目的でその場所に行く人に会う。私が感じるのはスポーツセンターはシニアにとって知らない知人を作る良い場所ではないかと思う。老いて来ると誰もが健康を危惧する。適度の運動は健康寿命を伸ばす。普通の生活を長く自宅で過ごしたい方はアクティブに体を動かす習慣が必要になる。体の筋肉は使わないと自然と削ぎ落とされていく。その事実を知らないシニアは確実に後で困る。

趣味があると趣味の延長線上に他人がいることを知る。趣味のクラブに顔を出せば、共通の話題で話ができる。求められるのは自発的な行動である。アルバイトをしながら同僚と会話を楽しむということも出来る。社会に繋がれる仕事が見つかるならば、仕事をすべきである。

ポイントは定期的に誰かと顔を合わす場所を自分で確保することである。

オンラインコミュニティで知人を作り、コミュニケーションを楽しむ

趣味人倶楽部というサイトが有る。趣味人俱楽部は、趣味でつながる50代以上のためのSNS。日記やフォト、趣味のコミュニティを通して新しい仲間と出会い、交流することができる。現実の世界で人との接点が見つからないシニアはインターネットの世界で人との接点を探してみると良い。

趣味人倶楽部は趣味を軸に色々な方が参加している。積極的に情報発信をしていけば、色々な方からの反応がある。その反応をうまく活用すれば、ネット友だちが作れる。自分が住む地域近くにいるネット友達を作れるかもしれない。何事も積極的にアクションを起こすことである。 

 ネットで知り合いになり、現実の世界で会おうということになる。色々なイベントが開催されるのでそんなイベントに参加してみる。テキストによる触れ合いであるので気楽に参加できる。気心が合う人との出会いを探してみる。

結論

ちょっとした興味を追求してみると今まで体験したことがない刺激を味わえるようになる。それが突破口となって人生を楽しむ活動が広まる。今、何に興味を持っているかを書き出してみる。書き出したリストを追求するアクションを取る。自分で動き出すことで新しい風を起こすことが出来る。生きがいは風にのってやってくる。

孤独は突然襲ってくる。夫婦生活はずっとは続かない。どちらかが他界する時が来る。その時から一人暮らしが始まり、孤独がすり寄ってくる。今から対策を考えて準備するべきである。