シニアがやるべき3つの事:健康、お金稼ぎ、旅行

70歳代のシニアの人たちと一緒に仕事をして交流すると全員が自分の体や健康に意識が強い事が分かった。老化が自分たちの体にハッキリ見えてる、感じている。63歳の私でも老化を感じている。10歳以上年上のシニアは、私以上に体の変化を感じているはずだ。

自分の体を健康にするために色々工夫しているようだが、考えた健康方法を実行できるシニアは少ない。テレビや雑誌などで取り上げられる健康促進情報も得ているが、話題にしていても自分で実行できていないのが現実だ。

老人の世界に入っているシニアは、「体が資本!」であることを肌で感じている。歳を取って行くと誰もが体を気遣うようになる。

健康増進、小遣い稼ぎ、夫婦で旅行

今の自分の体を健康にするには、今の生活習慣の見直しをすることだ。健康を害する生活スタイルをしていれば、それを治す工夫をする。シニアの体は、若者の体と違って免疫力が弱くなって行く。老いて行けば行くほど免疫力が低下する。免疫力を強化するライフスタイルを作るしかない。

健康を維持することができれば、医療費は発生しなくなる。年に1回の人間ドックを受ける時のお金があれば良いだけだ。健康的な体になれば、小遣いを稼いで自由にお金を使って残りの人生を楽しめる。働ける体があれば、小遣いぐらい稼げる。年金は生活費にして、自分の遊びは小遣いを稼いで使う。金銭的な余裕があれば、窮屈な老後を送る必要がない。

夫婦で旅行する恩恵は、家内が喜ぶことだ。家内は毎日献立を考えて料理を作る。その労働をホテルや旅館がやてくれる。美味しい料理を食べながら、家の雑務を考えなくて良い。妻も家の仕事から逃れる時間が必要だ。夫は、定年退職で会社の仕事から逃れたが、妻は夫から家の仕事から逃れられない。

 

健康増進

60歳を過ぎる頃から生活習慣病のチェックが厳しくなる。肥満が目の敵になる。新陳代謝が老いと共に低下する。以前と同じ量の食事をしても贅肉が体に付き始める。知らないうちに体がぶくぶくと太り始める。人間ドックでは、メタボリック予備軍になるシニアが多い。お酒と美味しい料理を楽しみ過ぎると体がメタボになる。

メタボを予防するには、新陳代謝をアップする定期的な運動を実践するしかない。ダイエットをすれば解決できると信じているシニアがいるならば、その考えを捨てたほうが身のためだ!

ダイエットをすると贅肉だけでなくシニアが最も必要な筋肉も失ってしまう。 シニアは、体の筋肉を増やす事を意識した生活習慣を身に付けるべきだ。ダイエットをやるならば、同時に筋トレも行うべきだろう。食事制限と筋トレを一緒にできるならば、健康増進がジャンプする。贅肉が健康的に取れて、今まで使っていない筋肉を刺激して筋肉を増やせる。

ダイエットと筋トレを一緒にできるシニアは、少ない。一番自然なやり方は、普通に食べて今以上の運動量を増やす生活にシフトすることだ。運動する習慣が身につけば、時間が解決してくれる。3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月単位で贅肉が落ちていき、血糖値も正常範囲に収まる。

一方で体が細くなっていくシニアならば、積極的に筋トレをして運動後に必ずサラダチキンなどの肉をたくさん食べて1日のタンパク質量を増やす生活をすることだ。筋トレの運動をすることで食欲旺盛になる。その欲求をタンパク質が多くある肉や魚で満たす。御飯の量は気にしないで良い。

シニアの健康増進は、

  1. 新陳代謝を増やす定期的な運動を行う。
  2. ダイエットをするならば、筋トレも一緒に行う。
  3. 免疫力を強化するならば、筋肉を刺激する筋トレを習慣化する。

 

小遣い稼ぎ

65歳以上のシニアが簡単にお金を稼ぎたいならば、これをすることだ。

  1. ショッピングモールのカート回収アルバイト(単純な肉体労働であるが体を鍛えられるというメリットが有る)
  2. マクドナルドやモスバーガーなどのお店でアルバイト(若い人たちとの触れ合いがあり、社会とのつながりを感じられる)
  3. シルバー人材センターに登録(法人向けと個人家庭向けの仕事を選択できる)
  4. 起業する(自分の得意をサービスする)

月に5万円ぐらい稼げれば、普通のシニアならば遊ぶお金に困らないのではないか。

 

夫婦で旅行

春夏秋冬の4シーズン毎に夫婦で旅行する。2泊3日ぐらいが費用的に最適だ。行き先は、夫婦で話し合い。共通なのは、美味しい料理が食べられて非日常生活を味わえる場所だ。JR東日本などは、「大人の休日倶楽部」「ジパング倶楽部」を作って会員向けお得な切符販売をしている。

海外旅行をするならば、ゆっくりのんびりできて日本語もなんとか通じるハワイが良いだろう。語学ができないシニア夫婦は、パッケージ旅行を探すしかない。価格だけで探すとがっかりするような旅になるのでシニア向けの海外旅行パックから選ぶのが無難である。若者が選ぶような割安な旅行パックはシニアの体力がついていけない。

国内旅行、2泊3日ぐらいの旅行ならば、予算は二人で10万円ぐらいが目安だ。年4回の国内旅行ならば、40万円旅行のために貯めておけばよいだけだ。海外旅行は当然高くなる。海外旅行は年に1回行ければ良いのではないか。

 

シニアの命は、長いようで短い場合がある。運命は誰もわからない。体が元気なうちに夫婦で楽しめることをやるべきだ。伴侶は良き遊び相手である。変な気兼ねはいらない。子供に戻った気分で二人で遊び回ることだ。年齢が80歳に近づくと体も不自由になり、伴侶も他界するかもしれない。そうなる前に一緒に楽しめることを楽しむ。

夫婦が健康であること。アルバイトをして自分のお小遣いぐらいは稼いで欲しい物を買い、食べたい料理を食べる。年に何回かは、非日常の生活をしてみる。

この記事「シニアがやるべき3つの事:健康、お金稼ぎ、旅行」のポイントは、

  • 老人の世界に入っているシニアは、「体が資本!」であることを肌で感じている。歳を取って行くと誰もが体を気遣うようになる。
  • 今の自分の体を健康にするには、今の生活習慣の見直しをすることだ。
  • 夫婦で旅行する恩恵は、家内が喜ぶことだ。