AIスピーカーは老人の見守り役と話し相手

Google Homeと言うAIスピーカーを注文した。10月の中旬頃、自宅まで送付してくれるはずだ。私がなぜGoogle Home AIスピーカーを注文したのか?

Google Home AIスピーカーは老人の見守り役と話し相手になる可能性があるからだ。今回販売されるGoogle Home AIスピーカーには、老人の見守り役としての機能(ハンズフリーの通話機能)はないが、話し相手としての機能はある。音声認識での会話ができる。義父が一人で生活をしているが、インターネットで情報を入手できないでいる。91歳であるのでパソコンやスマホは使えない。

Google Home AIスピーカーは、音声で操作する。義父が何か調べたい時にGoogle Home AIスピーカーに聞いて調べることが出来る。この文明の利器をまず自分が体験してから義父の自宅に導入しようと考えたからだ。

googlehome

インターネットを利用して情報を入手できないシニアや老人(情報弱者)に役に立つGoogle Home AIスピーカー

オーケー・グーグルと呼んでから聞きたいことをGoogle Home AIスピーカーに話すだけだ。質問に対する回答は、音声で返ってくる。パソコンやスマホを使ってインターネットから情報を得ることが出来ない情報弱者と言われる高齢者にとって音声で簡単に探している情報を見つけてくれるGoogle Home AIスピーカーは便利な製品だ。

私が、Google Home AIスピーカーを使うメリットはあまりないのだがインターネットの恩恵を受けていない義父のために使い勝手を体験するためだけに注文した。価格は、15,120円(税込み、送料無料)だ。ある程度、使い込んだ上でこの製品を義父の家に持っていって使ってもらおうと思っている。

自宅にインターネット環境があるかどうかが問題だが、月額6千円以内で光通信の契約が出来る。モバイルルーターならば、もっと安くなるかもしれないが、月にどれだけデータ通信の容量が必要とされるかで金額が決まる。義父の使用用途は、気楽に情報をインターネットから入手することとおしゃべりだろう。それを考えるとデータ通信の容量はそれほど多くはないと思っている。

モバイルルーター(3Gまで970円)を持っているので実験して見る予定だ。音声での情報検索だけならば、月3Gで十分であると思う。

シニアにとってGoogle Home AIスピーカーは、音声でウエブを検索でき、音声で返答してくれる点だ。Google Home AIスピーカーには、以下のような機能があるがシニアには無縁な感じがする。

  1. 知りたいことを調べる(ウエブを検索して最適な情報を読み上げてくれたり、返答してくれたりする)
  2. タスクをこなす手伝い(今日の情報、アラーム、カレンダー、天気予報など)
  3. 音楽を楽しむ
  4. スマートデバイスを操作する

「電話をかけて」とGoogle Homeに依頼すると、アメリカとカナダでは無料で固定電話と携帯電話にかけることができる機能がある。日本でも同じことがこれからできるようになる。これが出来るようになれば、高齢者が自宅で転倒して動けなくなった時に声だけで救急電話をかける事が出来るようにある。

Google Home AIスピーカーは、6人の声を認識登録できる。登録された音声だけに反応する。周りの雑音などを拾わないフィルタリング機能が備わっている。

この数年間の内に色々な機能が追加されて行くだろう。その過程でIT弱者の高齢者がIT弱者を意識しないような製品になる。IT弱者の老人が出来ない事をAIがカバーしてくれるのだ。