節約の程度、節約の優先順位を決める(我慢できるか、出来ないか)

私の人生を振り返ってみて自分の意志で節約に挑戦したことがない。老後の生活は、どこでも節約が当たり前になる。今年は、どれだけ節約が出来るか挑戦したい。金銭的に困っていないからこそ節約体験をする必要がある。メンタルトレーニングである。自分の欲求をどこまでコントロールできるかだ。

お金を使う用途は衣食住とエンターテイメントになる。今年は分かっているだけでも色々ある。どうしてもお金が出ていく項目と自分が我慢すれば済む項目がある。私の節約は節約する優先順位を先に決めておくことである。我慢できるから出来ないという尺度になる。

いつも、こんな心の葛藤がある。この製品魅力的だなあ!ほしいのだが、同じことが出来るものが自宅にあるからどうしようか。誰もが古いものよりも新しいものを欲しがる。使えるノートパソコンが5台あるのにHP Elite Dragonflyのノートパソコンが欲しいと心は言っている。無駄遣いは自問自答しないで衝動と欲で買ってしまうことで起きる。

必然的な出費(節約ができない)とそうでない出費(我慢すれば節約ができる)

既に予定されている出費と突然出現する出費がある。今年は、自動車車検がある。自動車税と自動車保険も発生する。確定申告が終われば、税金の支払いが発生する。

突然降ってくるような出費は、家電製品が壊れて買い替えをしなければならない時だ。我慢できる出費であれば節約できる。普通の生活が継続できなくなるような場合は、必然的な出費になり我慢ができない。 

今年の必然的な出費項目

  1. 確定申告で発生する税金の支払い
  2. 自動車税、自動車保険、バッテリー交換の支払い
  3. 月1回の夫婦旅行
  4. 月1回のガソリン代
  5. 人間ドック
  6. 緑内障の治療費(年2回通院)
  7. 横浜までの定期代(年2回)
  8. 通信費(インターネット、携帯電話)
  9. 公共料金(水道、ガス、電気)
  10. 指圧マッサージ1時間3000円(2ヶ月に1回)
  11. ゴールドジム会員費(月額7700円)
  12. カフェのコーヒー代(毎日の仕事場代)

思い付く項目はこんな感じである。

我慢して節約ができる項目(予定)

  1. 衣類(Tシャツやポロシャツ、ジーンズなど)>>>沢山ある
  2. 古くなったChromebookの新規買い替え>>>使えるChromebook3台ある
  3. 仕事用途に使うリュックサック(雨強い耐水性リュック)>>>現在使っているリュックで問題ない
  4. ダイソンの掃除機>>>まだ使える(壊れたら買う)

誘惑的な出費項目

昨年、魅力的な衝動買いをしてしまった。無駄な購入ではなかったが、自分の心を抑えられなかった。使っていた革靴と革の財布がくたびれ始めていた。良い革靴と革の財布があれば、買いたいなと思っていたときであった。丁度今頃にバーゲンセールがあった。衝撃的な価格と魅力的なデザインで心を抑えることが出来なかった。革の財布と靴を購入。

このブログを書いているパソコンは、HP製Chromebook X360である。昨年の11月に米国HPのウエブストアで定価が599ドルで販売されたモデルなのだが、年末のBlack Fridayセールスで価格が449ドルまで下がっていた。衝撃的な価格になっていたのでその場でポチリと購入手続きをしてしまった。

Chromebookは既に1台あるのだが仕事上どうしてもバックアップマシンが必要であるためいつか買おうと思っていた矢先であった。将来的に必要なアイテムである場合、今か、後かの判断だけになる。そこで決定的な誘惑が価格であった。

週2回の筋トレでスエットパンツが必要になる。ちょうど、ユニクロで綿100%のスエットパンツが期間限定の値下げをしていた。1990円が1290円であったので1つ買った。いつも使うものは必需品になるからだ。

節約でどこまで我慢できるのか?

我慢を金額で制限する方法は、あまり負担がない。問題は、少額な買い物が増えすぎると塵も積もれば山となる。今、この製品を買わないと困るか、困らないかで判断出来ればそれが一番良い方法であると思う。既に持っているもので代用が出来るかどうかも要素に入る。

例えば、重い鉄のフライパンがあるとする。ハムエッグを作ると必ず焦げ付く。新しいフライパンは、軽くて油を入れなくても焦げ付かない。結果的に同じハムエッグが作れるのだが、快適さの面で相当の差が生まれる。快適さを我慢するか、しないかだ。ここに余生を楽しむという要素が入り込む。

老後は、出来るだけ楽で快適な生活をしたいと皆が思っている。重いダイソンの掃除機よりも軽いパナソニックの掃除機を求める。快適な老後生活と節約をどうバランスを取るかが問われる。

節約は老後の断捨離に通じる

断捨離の途中である。いつも使うもの、年に1回程度使うもの、何年も使っていないものを仕分けながら捨てられるものを捨てている。子供が小さい頃に使ったキャンプ用のテントなどは古くてかび臭くなっていた。もう、この歳で使うことはない。捨てた。

節約は新しいものを買わないで今あるものを上手く使って使い潰すことではないか。それが断捨離につながる。

結論

  • 節約は、新しいものを買わないで今あるものを上手く使って使い潰すことではないか。それが断捨離につながる。
  • 必然的な出費と強い誘惑的な出費がある。この誘惑的な出費をどう対応するかだ。金額で制限を加える方法とこれ、本当に必要かと自問する方法がある。