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2007年03月16日

サイトのご案内

吉田@ Goyat LLC http://goyat.biz and http://modx.as0.biz/ です。

Joomla cms 1.5の情報を随時更新しているサイトは、 http://goyat.jp/です。

感動を英語での情報を随時更新しているサイトは、 http://eigo.undo.jp/です。

Eメールマーケティングの情報を随時更新しているサイトは、 http://goyat.biz/です。

SEO対策機能付きCMS簡単ビジネスサイト構築のサイトは、http://modx.as0.biz/ です。

よろしくお願いします。

2006年08月08日

メール配信元のIPアドレス

米国のメールアウトソーシンサービス企業 Return Pathが、最近面白い調査結
果(2006年7月)を発表した。メール配信元のIPアドレスの97%がスパマーの
IPアドレスであると言う評価を受けていると言う。

Return Path独自のIPアドレス評判指標で100ポイント中30ポイントを切るIPア
ドレス(97%)がISPsによってスパムメール配信元IPアドレスと判断されてい
る。

70~100ポイントを得ているIPアドレスは、たったの1%弱だそうだ。30~70ポイ
ントにあるIPアドレスは、2.4%しかない。

オプトインされたメールアドレスに配信している商用メルマガは、60~100ポイ
ントの間にランクされていると言う。

米国Eメールマーケティング業界では、メール配信元IPアドレスの評判指標で
メールをブロックする、しないを判断し始めている。コンテンツ内容で判断す
る従来のスパムメール防止方法からIPアドレスに視点が移ってきている。

日本でも配信されたメルマガが読者の受信箱に届いているかどうかを調査し始
めている。スパムフィルタリングソフトのお陰で不達メールが増加しているそ
うだ。

遅かれ早かれ日本もメール配信元IPアドレスでメールを受信するか、しないか
のIPアドレス評判指標が生まれてくるだろう。

2005年下半期にReturn Pathが行ったEメールフィルタリング&ブロック調査で
は、 B2Bのメール  25.3%、 B2Cメール 20.5%が受信箱に届いていないと言う
報告がある。

読者の目に触れる前にメールが届かないと言う事態が米国では当たり前なって
いる。法人企業が配信しているメルマガは、本当に読者に届いているのだろう
か。

これからは、メルマガの内容だけでなくメール配信元IPアドレスの評判指標に
も気を使う必要が出てきそうだ。日本の企業では、まだ評判指標サービスを提
供している業者がいない。

この数年のうちにそんなサービスを提供するベンチャー企業が生まれてくるだ
ろう。

2006年07月25日

キャッチ-な無料トライアル

「1ヶ月間の無料トライアル」で弊社が提供するサービスを体験しませんか。

こんな無料オファーに釣られて米国のEメールマーケティングシステムを試して見ようとした。でも、いつもあるポイントで諦めてしまう。

そのポイントとは、「1ヶ月間の無料トライアル」の登録手続きの最後にクレジットカード登録ページがあることだ。これって、本当に無料トライアルなのかどうかいつも疑わしくなる。

サービスを提供する業者は、とにかくあとでチャージできるようにすれば潜在顧客を顧客に出来ると考えている。一方で私のような潜在顧客は、クレジットカードの登録をしてまでも「無料トライアル」をしたくないと考える。

つまり、無料と言っておきながらクレジットカード登録をしないとトライアルが出来ないと言う点が私の心を裏切るのである。

無料トライアルならば本当に無料で単純な登録で済むようにしないと潜在顧客の印象を悪くする。ユーザー本位にビジネスを考える事で潜在顧客の心を獲得する機会が増える。

サービス業であればあるほど「お客様は神様」であるという姿勢が求められる。

話しをEメールマーケティングに戻そう。法人がEメールマーケティングを実践して読者の関心を「無料オファー」といって引こうとする場合がある。その無料オファーが、上記の
ようなオファーであると全てが無駄になる可能性がある。

無料オファーのあとに引っ掛ける針があると返って読者の信頼を気まずくしてしまう。読者は、いつも学習している。いつも読んでくれる読者であればあるほどオファーの後ろに何があるかを読み取っている。

誠実なオファーである事が長い目で見たビジネスになると私は見ている。

2006年07月11日

件名にあなたの名前があるメルマガ

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●件名にあなたの名前があるメルマガ
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米国人 Melinda Krueger(the Email Diva)がこんな事を書いていた。

メルマガの件名に読者の名前を入れてパーソナライゼーションするとメルマ
ガの開封率が上がるだけでなくクリック率やコンバージョン率も上がると言
う。彼女にこう言わせる背景は、 Eメールマーケティングのコンファレンス
で情報交換をするうちにこのことを確信したというのだ。

私が発行するメルマガは、まぐまぐのシステムを使って配信しているため件
名にあなたの名前を自動挿入するパーソナライゼーションが出来ない。

無料版「知る人ぞ知る米国メールマーケティング」のメルマガは、独自配信
であるため件名に登録された名前を自動挿入して配信をしている。興味のあ
る方は、試しに登録してみてください。今月19日に配信予定。

│ 無料版『知る人ぞ知る米国メールマーケティング』
│ (毎月第3水曜日)

│ (登録)http://www.mail-marketing.biz/subscript.html

読者からの反応は、さまざまだ。最初にこれを実施したとき、読者の方から
驚きのメールを多く頂いた。同時に、ショックで解除する人も出てしまった。
今は、読者が慣れてしまったためか件名に関する返信メールは皆無である。

ただ、

スパムメールとの差別化は出来ているのではないかと思っている。スパムメ
ールは、個別にメールをパーソナライゼーションできない点がスパムメール
である由縁だからだ。

彼女が言う事が全てのメルマガに通用するかどうかは、わからない。ただ、
米国のEメールマーケターの間でその効果が認め始められている。

私が受け取っているメルマガやスパムメールで吉田憲人様と言う名前が件名
に記入されているものは、あまりない。あるのは、(メールアドレス)様で
配信してくるスパムメールぐらいだ。

法人企業がメルマガを発行する時に工夫する点は、まだまだ有るような気が
する。Eメールマーケティングをライフワークとしている私の研究と情報発信
が読者のEメールマーケティング活動にお役に立てれば幸いだ。

2006年07月05日

スパムメールフィルターの誤診


エイケア・システムズ(株)が発表したスパムメールフィルターによる誤診レポートを
見る機会を得た。数年前に米国で問題になったスパムメールフィルター誤診と同じよ
うな状況に見える。

スパムメールフィルターチェック対象は、Yahoo!メール、Hotmail、ニフティ-、ビッ
クローブ、So-net、Norton Anti Spamソフト、Thunderbird 1.5ソフトを含む12種類。
誤診チェックに使用したメルマガ 130種類(楽天 49種類、ぴあ 10地区分、首相
官邸メルマガ、まぐまぐ各種、Melma各種)でサンプル受信数は、のべ約3000通。

この調査で明確なのは、スパムメールフィルターの精度がまだ不十分であると言うこ
とだ。同じスパムフィルターソフトを使用しているISPでも違った誤診結果が出てい
る。各ISPのディフォルトスパム設定で誤判定が、1%~50%程度の幅で違いが出てい
る。

メルマガも必ず誤判定されやすいものとされないものがある。特定のISPのみで誤判
定されるメルマガもある。

代表的なスパムフィルターソフト"SpamAssasin"の標準的な判定設定でチェックした
場合、95%以上の誤判定が発生している。当然、企業は、企業なりにスパムメールフィ
ルターの設定をカスタム化するのでこの数字がそのままというわけではない。

スパムメールフィルターの誤判定も2段階有り、一つは、メールサーバーに導入して
いるフィルターソフトでの誤判定、もう一つは、個人のパソコンやメールソフトに導
入しているフィルターソフトでの誤判定である。読者の受信箱に届くメールは、この
2つの関所でチェックを受け、運悪く誤判定を受けると読者の目に触れる機会を失う。

今後、日本でもスパムメールフィルターソフトやサービスで競争が激しくなるだろう。
これは、これで自然の流れであるので良いのだがメールで情報を発信している側になっ
てみると誤判定されないようにするにはどうしたら良いかを考えなければならない。

では、どうしたら良いのだろうか。

続きを読む "スパムメールフィルターの誤診" »

2006年06月25日

Adios(さよなら)されるメルマガ


米国ではEメールマーケティングのツールとしてメルマガがROI(投資対効果)に貢献する重要なマーケティングチャンネルとなっている。

そのためか、メルマガの配信頻度で度を越すような現象が発生している。

なぜか。月5回配信していたメルマガを月12回にしたら、売り上げが増えると言う現象を体験するからだ。郵便によるダイレクトメールのコスト(約数百円)と比較してメルマガの配信コスト(約数円)は、桁違いに安い。その魅
力に企業が飛びついた。

だが、

都合の良い事だけが続くものではない。

■メルマガが届かなくなるリスク

メルマガの配信頻度を増やすと短期的な売り上げに貢献する。ただし、こんな逆効果で長期的売り上げに貢献しなくなる。トレードオフが発生する。

度を越す配信頻度は、メルマガ解除読者を増大させ、スパムメールとして読者に印象付け、反応の悪い読者を生む。このメルマガが、限りなくスパムメルマガに近づくとスパムメールとして登録される。

スパムメールとして登録されたメルマガは、その読者に届かなくなり本当に売り上げに貢献するメールアドレス対象から外される。

■読者集めのコスト増大

米国のある企業が、月5回配信していたメルマガを月12回に配信頻度を増やした。その結果、売り上げは年間約220万ドルに増大したが読者解除率が0.74%から 1.77%に増えた。

さらに、

スパムメールとして登録されたり、エラーメールが増えたりして読者減少率が月1.53%から月3.43%に増加した。

結果として、この企業は年間125,000人の読者を失うことになった。米国で読者を集めるコストは、一般的に15ドル/メールアドレスと言われている。約190万ドルを新しい読者集めに投資せざるを得なくなった。

メール配信頻度を増やすと追加メール配信コスト、追加人員コスト、追加メルマガ制作コストも増加した。そのコストが年間約110,000ドル発生した。

失った読者から本来生まれる売り上げの損失を考慮すると年間約180万ドルの機会損失が発生した。このコストをもっと保守的に見積もって年間約50万ドルとしてみよう。

この企業がメールの配信頻度を月5回から月12回にした結果、売り上げは、約220万ドルでそれに伴う費用が約250万ドルとなりROIはマイナスになってしまった。

メルマガの配信頻度を増やすだけで読者は、そのメルマガをAdios(さよなら)する。読者層のニーズを調査して的確な配信頻度でメルマガを配信することが肝要だ。

短期的な売り上げは、結局、長期的にみてプラスにならない。こんな事に気付かない企業が多い。

2006年06月12日

会員登録をしないとメルマガが読めない!


日経BPのメルマガをしばらく読んでいた。先月、登録しておいたメールアド
レスがある理由で使用できなくなってしまった。毎朝読んでいた日経BPのメ
ルマガが受信箱から消えた。

仕事ながら色々なソースから情報を入手しなければならない。メルマガの再
登録をするために日経BPのメールマガジン配信サービスのページを探した。

ここで問題が発生。

日経BPパスポートのユーザーIDとパスワードを入力しないと読みたいメルマ
ガの読めないことを再認識した。遠い昔に登録した日経BPパスポート情報な
ど覚えていない。

ユーザーID・パスワードの確認という機能を使ってみたが、登録してあるメ
ールアドレスは使用不能であるがためにユーザーID・パスワードの確認もで
きない。

なぜ、メルマガを読むために会員登録手続きをしないとだめなのだろうか。

日経BPのメールマガジン配信サービスのページに来るのは、メールアドレス
が使えなくなったときか、メルマガを解除するときだけだ。頻度は、年に1回
あるかないかぐらいだ。

頻繁に使用するユーザーIDやパスワードであるならば、忘れない。
だが、ユーザーIDやパスワードを頻繁に使用しない人に不親切だ。

不便な仕組みを利用者に強要させるとどうなるか。

1)メルマガ登録をあきらめる。(機会損失)
2)解除できないメルマガ読者が積もり積もる。(読者の不満累積)
3)メルマガ広告媒体価値が低下する。(読まない読者メールアドレス増大)

メルマガの良さは、気楽に読めて解除できる点だ。この気楽さがないメルマ
ガ登録解除の仕組みは、今後、メルマガの読者リストの「質」に悪影響を及
ぼす。

会員登録を前提にしているメルマガ登録は、この利便性を犠牲にしている。
気楽にメルマガ登録ができない、解除できない会員登録システムは、メルマ
ガサービスには向かない。

こんな点をまだ良く分からないで会員登録を強要しているサイトが多い。

会員登録を前提としているならば、ユーザーIDとパスワードを頻繁に使わせ
るサービスをまず提供すべきだろう。

使わないユーザーIDとパスワードは、忘れる。私のように!

2006年05月31日

信用を築くには…


“Can I trust you?”(あなたを信用できますか)

こんな質問をされたら、あなたはどう答えるだろうか。私ならば、自信を持って、「大丈夫です」と答える。同時に、それが嘘か本当か、私と付き合った上で判断してもらう。

お互いを知るには、時間と交流が必要だからだ。

Eメールマーケティングでも同じことが言える。ただ、メールと言う媒体が介在する。読者と発行者との間に信用が生まれていれば、読者は発行者が伝えるメッセージに答えてくれる。

メルマガの媒体の価値は、読者と発行者との間に築かれる信用の密度だ。

セス・ゴーディンは、こう言っている。

“Permission marketing is all about turning strangers into friends and friends into customers.”
(パーミッションマーケティングは、見知らぬ人を友達に変え、友達を顧客に変えることに尽きる)

米国のメールアウトソーシン企業 Constant Contact の CEO、Gail Goodman が、メールで信用を築く要素を指摘している。

・メール受信者を尊重すること

チラシメールのように、受信者の感情や印象を無視したメールは配信しない。提供する情報は、受信者の関心やニーズに関連したものにする。

さらに、メールの解除が簡単にできる仕組みや情報を提供することや、問合せに対しては、迅速なメールで対応し、受信者を尊重する姿勢を示す。

・メール受信者に負担にならない程度の接点を持つこと

信頼は、お互いの接点がないと成長していかない。適度のメール配信でお互いのつながりを確認しあい、ニーズのミスマッチや誤解がないようにする必要がある。

・メール受信者からのフィードバックをメールに反映すること

読者が求める情報を提供すればするほど、実践するEメールマーケティングの効果が顕著になる。そのためには、読者からのフィードバックを取り込む仕組みと、迅速な対応が求められる。

最後に、Gail Goodman は、こんなことを言っている。

“You want to be a "friend" to your customers, not just someone who is trying to sell them something.”
(お客さんに押し売りをするただのセールスマンになるのではなく、お客さんの友達になることだ)

あなたは、読者(潜在顧客)の心情を考慮しない、ただのセールスマンになっていないだろうか。(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

2006年05月28日

メール広告の裏側


吉田@www.mail-marketing.bizです。
どこかの記事でメール広告の売り上げが下がってきたという事を見かけた。

メール広告には、大きく分けて2つの広告がある。

1)ダイレクトメール広告(広告だけのメール)

広告を依頼する企業にとっては、欲求を満たす形態の広告だ。受信者にとっては、スパムメールと感じる人が生まれる。ニーズがあっていれば、お互いにとって幸せ。

2)メルマガでの広告(読みたいコンテンツメールの中に広告があるメール)

メルマガでの広告は、読者精読率が高いメルマガほどというか、コンテンツと広告関連性が高いほど有効な広告媒体となる。

メール広告の売り上げが下がったというのは、一体どちらの広告売り上げだろうか。質で勝負するメルマガ広告か、量で勝負するダイレクトメール広告か。

最近、気になっていることは餌(ポイントや懸賞プレゼント)でメール広告に登録させて集めたメールアドレスにダイレクトメール広告を配信するやり方だ。このやり方は、自転車操業的なビジネス展開となる。

ダイレクトメール広告を受け取る人は、餌がほしくてメールアドレスを登録したという人がいるはずだ。そんな読者にメールを配信すべきターゲットになるだろうか。最初の1、2回は珍しさで効果があるかもしれないが、長くは続かない。

ダイレクトメール媒体の鮮度が、絶えず新たしくなっていないと効果が持続しない。3度目に受け取る読者が、学習してしまいそのメールを相手にしなくなる可能性が高いからだ。

メール広告を出す場合は、次の2点をチェックすべきだ。

■読者をどのような形で集めたメール媒体か。

読者がそのメール媒体に登録した動機とニーズを理解する必要がある。

■読者の精読率が分かるデータがあるか。

開封率は、読者の精読率を裏付ける指標としてはイマイチ。クリック率は、受信者が何らかのアクションを行っているので指標としてはOK。ただ、餌でクリックさせるやり方でクリック率を高めたものは、対象外。クリック率の裏を調査する必要がある。

メール広告も目的でやり方も変わる。

新しい製品やサービスを知ってもらいたい場合は、「量で勝負のメール広告媒体」を選ぶ。但し、同じ告知を3回以上同じ媒体で行わない事。

お得意様を見つける場合は、「質で勝負のメール広告媒体」を選ぶ。但し、即効果を期待しないこと。広告を読んだからといってすぐにお客様にならないし、信用もしてくれない。むしろ、お近づきに成れるぐらいの接点を持てればよい。潜在的なお得意様は、時間と信用がいる。

2006年05月10日

スパムメール最新トレンド


こんなスパムメールを最近目にする事が増えてきている。

件名:日曜日の件ですが 差出人名: strike_flaver@yahoo.co.jp

内容:
http://heavensgift.st/c/
日曜日でしたらまだ空きがご用意できますのでごく確認ください。

ちょっと見たら、メールを開封してしまいそうになるほど、件名が魅力的だ。差出人名のメールアドレスを見たら、「ああ、これはスパムメールだ!」とわかる。

もし、差出人名が名の知れた企業名を偽証していたら、多くの人がメールを見てしまうだろう。

遅かれ早かれそのような事体になるだろう。そのときは、本格的にメールアドレスのホワイトリスト化がメールソフト側で生まれてくるだろう。

ますます、受信者のパーミッションが必要になる。

2006年04月26日

メルマガサイトは、Web 2.0か?

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●メルマガサイトは、Web 2.0か?
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Web 2.0のサイトの特徴は、サイト運営の主導権をサイト参加者に与え、
参加者による情報発信とつながりを促進させ「人が人を呼ぶ連鎖」を作り
上げる所にある。

ブログのトラックバック機能、SNSの友達が友達を紹介する仕組み、デジタ
ル写真、BookmarkやRSS情報を共有する仕組みなど参加者がサイトを盛り上
げる。

メルマガのパイオニアである『まぐまぐ』のようなメルマガサイトは、どう
であろうか。

メルマガサイトの仕組みは、情報をメルマガで発信したいメルマガ発行者と
情報を求める読者を上手くマッチングさせるものである。参加者である発行
者と読者が情報と言う媒体を介してつながっている。

一見、一方通行のような関係であるが見えない所でこんな事が起きている。

・メルマガ発行者と読者との間にファン関係が作られている。
・読者が新しいメルマガ発行者に発展して行く。
・内容が良いメルマガは、口コミで人を呼ぶ。

この3つの要素は、「人が人を呼ぶ連鎖」を作り上げる。

どうだろう? メルマガサイトは、Web 2.0と言えないか。

●Eメールマーケティングの世界でこんな定義が生まれてきている。

Email Marketing 1.0・・・一斉同報配信

Email Marketing 1.5・・・パーソナライゼーションとセグメンテーション

Email Marketing 2.0・・・完全カスタマイゼーション

次世代のWebにバージョンが生まれるように他のインターネットサービス
でもバージョン付けが生まれ始めている。

メルマガサイトも時代の流れに沿ってメルマガサイト 1.0から1.5、2.0に
バージョンがアップして行くはずだ。現在のメルマガサイトは、『まぐまぐ』
と『メルマ』が市場を独占している。いずれも、メルマガサイト 1.0のまま
だ。

そろそろ、メルマガサイト 2.0とは言わないが1.5にバージョンをアップす
る時期に来ているのではないだろうか。


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【まぐまぐプレミアム】 月630円の有料メルマガ
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『知る人ぞ知るメールマーケティング』

有料メルマガの特徴は、

1)日本のメディアで手に入らないメール マーケティング情報、
2)メールマーケティングの実践に役に立つコラム、
3)私の経験をもとにした米国メールマーケティングニュース記事コメント

登録は、こちら。
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/23/P0002337.html

2006年04月17日

カスタマーサポートと読者を喜ばせるメール


カスタマサポートの対応分野が電話、ファックスからウエブ、メールまで広
がってきている。多くの企業が、数年前までは送信したメルマガの返信メー
ルの受付をコールセンターに誘導していた。

最近は、メールでも対応できるCRMシステムが企業に導入され始めメールは
メールで応答できるようになって来た。

ただ、一つの問題がまだ解決されていない。

■お問い合わせメールへの応答時間

メールでお問い合わせが出来るようになると読者は、気楽にお問い合わせを
し始める。同時に、返信メールを早く頂けると勝手に思い始める。企業のカ
スタマーサービス競争の中でお客様を満足させ、どれだけ不快な印象を無くす
かが課題になっている。

出来るだけ早くお客様に良い印象を与える返信メールを出せるかが今問われ
始めている。

メルマガを使って情報発信をしている企業であればあるほどメールでのお問
い合わせ対応に工夫が求められる。お問い合わせメールに対して直ぐに何ら
かの返信メールを出す方法がある。

決まりきった内容の自動応答メールを送り主に送る事だ。取り合えず、相手
にお問い合わせメールを受信した事を伝え、何らかの返答をする旨を伝える
役割を持つメールだ。

この自動応答メールを受信したお客様の印象は、どうだろうか。お問い合わ
せに対する回答が書かれていないメールであるので期待を裏切られたと思う
人が少なからずいるだろう。印象は、必ずしも良いとは言えない。

■お客を喜ばせる仕掛け

結果として、お客を待たせる事になるので待っているお客を楽しませる仕掛
けを自動応答メールに作り込む事でお客の不快な印象を和らげる事が出来な
いだろうか。

米国のEメールマーケティングの業界では、こんな工夫をしている。

メルマガを登録していただいた読者に対し"Thank you for subscribing
our newsletter"メールを配信する。そのメールの中に読者が喜ぶだろうと
思われるプレゼント、ゲーム、壁紙、無料ダウンロードWhite Paperなどを
提供するリンクを記載している。

カスタマーサポートが自動応答メールで返信するメール文に同じようなコン
セプトのプラスワン要素を添えたらどうだろうか。例えば、無料動画が見ら
れるURLを記載して待たせている間に観賞して頂くなど可能ではないか。

無料動画を提供しているポータルなどと協業すればコストも安くなるだろう。
お客を待たせる間に喜ばせるプラスワン要素を提供するだけでお客様の印象
を良くするのは確かだ。

私は、そんなカスタマーサポートのメールを受け取ってみたい。

2006年03月22日

誰が集めた読者リストであるかで質の違いが出る! 

カナダにあるInteractive Advertising Bureau of Canda(IAB)が2003年から
2005年にかけてメールの到達率、開封率、クリック率を調べた。Newsletter
のリストは、3つのタイプで調査していた。

 ■2003年          到達率   開封率  クリック率
A)広告代理店のリスト    97%    75%    10%
B) 第三者のレンタルリスト  95%    69%    4%
C) 出版社のリスト      98%    70%    6%

 ■2004年          到達率   開封率  クリック率
A)広告代理店のリスト    96%    72%    8%
B) 第三者のレンタルリスト  89%    43%    4%
C) 出版社のリスト      98%    59%    9%

 ■2005年          到達率   開封率  クリック率
A)広告代理店のリスト    97%    64%    10%
B) 第三者のレンタルリスト  91%    40%    4%
C) 出版社のリスト      90%    60%    11%

 (情報源:emarketer.com March 17, 2006)


総じて、メールの到達率は、90%以上で3つのタイプでの違いはあまりない。
開封率では、第三者のレンタルリストが2003年に69%であったのが2004年と2005
年で40%台に落ちてしまっている事だ。

クリック率では、出版社のリストで大きな伸びが見受けられる。2003年に
6%であったのが、2005年では、11%になっている。広告代理店と第三者の
リストでは、あまり変化がない。

ここで注目していただきたい点は、ハウスリストと第三者リストとの違いだ。
AとCは、ハウスリストでありBは第三者リストである。第三者のリストは、
色々なクライアントがリストをレンタルしてNewsletterをメールで配信する。

ハウスリストとの違いは、第三者が自分たちに代わって特定の関心を示す読
者をパーミッションを取りながら集めている事だ。ハウスリストは、自らが
読者を集めて作ったリストだ。

法人クライアントで、特に消費者金融系は多くの読者に到達できるリストを
求める。数が勝負の世界のビジネスでは、自社で読者リストを短時間に集め
る事が出来ない。そのため、第三者が提供するレンタルリストを使って広告、
宣伝する場合が多い。

メールでの告知媒体は、同じ内容の告知を5回以上行うとその効果が持続せ
ず、告知媒体が死ぬといわれる。所謂、「ああ、またあの広告か!」という
印象を読者に与え、見なくなるのである。

第三者のレンタルリストのビジネスは、出来るだけ多くのクライアントに
リストを提供する事で収益を得るものだ。そのため、頻繁に読者のニーズに
マッチしない内容のメールが届く可能性が高い。

メールの受信頻度を制御しようとしていないため、リストの感度が落ちてい
る場合がある。

ハウスリストの場合は、読者が受け取るメールの回数を自ら制御できるため
内容が読者のニーズにあっている限りリストの感度を維持できる。読者の質
は、誰が集めたリストか、受信者の視点で配信頻度を制御できるリストかで
違いが出る。

2006年03月15日

セス ゴーディン主催の"Squidoo"に登録したが?

    【 セス ゴーディン主催の"Squidoo"に登録したが? 】
http://www.squidoo.com/

セス ゴーディン主催の"Squidoo"(ベータ版)のサイトを偶然見つけた。

このサイトは、個人が情報のフィルター役をつかさどりMy Squidoo という
サイトを構築し、情報発信を行うものである。ブログの発展版といった
印象があるが、違う点はビジネスが出来るという仕組みだ。

課金システムを正式版リリース時に導入するという発表をしているがそれが
どの様な仕組みなのかがまだ不明な状態だ。

米国の新しい流れは、ブログを発展させた"Open Contents Platform"だ。
そのプラットフォームで個人が情報、製品、サービスなどを販売できる仕組
みを提供する。

プラットフォーム提供側はプラットフォーム利用料金として売り上げの45%
を頂き、5%は寄付金に回し、残りの50%を個人に提供するとしている。

何が新しいのかあまり分からないが、コンテンツ(情報)が開放され、開放
された情報をお金に換える仕組みを提供する個人を束ねる情報ポータルサイ
トとでも言うのだろうか。

興味がある方は、私から紹介メールを送ります。このメールに「紹介メール」
希望と記載して送ってください。ただし、英語のみの情報発信しか出来ませ
ん。

http://www.squidoo.com/ijapan/ (私のページ)

2006年03月12日

メルマガにフラッシュビデオ


こんな記事を見かけた。米国ボストンにある自動車販売代理店がフラッシュビデオ
の仕掛けをメルマガに仕込んでその効果をテストしたというものだ。

このテストは、A/B Split(登録者を半分に分けてテスト)というもので1万人いる
読者のうち半分をテキストメルマガで送り、残りの5千人にフラッシュビデオ
(3分30秒) が見れるHTMLメルマガを配信するというものだ。

●結果

フラッシュビデオの仕掛けがあるHTMLメルマガの方が、テキストメルマガよりも58
%以上のウエブ誘導率をもたらした。この自動車代理店がプロモートした
のは、フォルクスワーゲンの車だ。

フラッシュビデオでは、フォルクスワーゲンの車の機能を40秒毎に色々と紹介した。
ビデオには、バックグランドミュージックと車を説明するナレーションがついた。

米国ブロードバンド市場は、まだ、60%しか市場をカバーしていないためアクセス
の40%は途中で見るのを飽きらめるのではと予想されていたのだが、実際は19%が
アクセスを中止しただけであった。

コストの方は、どうか。

このサービスを提供したIMN Inc.の社長 Fish氏によれば、まだ、テスト段階であ
るため価格を設定していないとの事。

●日本での試み

メルマガに動画を載せて情報を提供するという試みは、日本で過去に実施されてい
るがコスト面と同時アクセス数の面で問題があり広く行き渡らなかった。その当時
は、フラッシュビデオではなくストリーミングであったので同じ比較は出来ないか
もしれない。

日本は、米国よりブロードバンドが普及しているのでフラッシュビデオが仕掛けら
れたHTMLメルマガがこれからもっと登場する可能性は高い。

ただ、

この仕掛けは、法人向けのメルマガに限られるだろう。時間とコストの面で個人発
行のメルマガでは、負担が大きすぎるからだ。とわ言うものの時代の流れは、リッ
チメディアに流れていっている。

メルマガの世界も例外ではない。

2006年02月22日

AOL2100万人に到達できるメール(ESP企業)の条件


GoogleのGmailサービス開始以来の話題が、米国のESP業界で駆け釣り回って
いる。

AOLが、Goodmail Systems経由のメールをそのまま受信者のメール箱に届ける
というものだ。本来ならば、スパムフィルターを経由してメール箱に届くこ
とになっているのだが。

AOLがGoodmail Systems経由のメールを受信者のメール箱に直送させる裏には、
課金型メール受信の仕組みがある。ESP(Email Service Provider)企業は、
Goodmail Systemsに初期設定料金と0.25セント/メールを支払う事でAOLのユ
ーザーにメールを直送できると言う仕組みだ。

但し、お金だけ支払えばどんなメールでも直送させるかと言えばそうではな
い。AOLが実施している「強化されたホワイトリスト(Enhanced White List)」
の条件と同等のものを満たしていないとダメだ。

ESP企業にとってAOLは、避けて通れない市場だ。2100万人のユーザー市場に
メールを送信したがっているクライアントが多いからだ。クライアントの
メールを確実に届けられるかどうかでESP企業の評価が決まってしまう。

●AOL2100万人に到達できるメール(ESP企業)の条件

条件(1)オプトインで取得されたメールアドレスリストである事
  (2)潜在顧客の掘り起こしや獲得のキャンペーンメールでない事
  (3)共同メールアドレス登録キャンペーンであるならば、一度に
複数のメールアドレスリストに登録させない事
  (4)US、カナダ国籍のIPアドレスで6ヶ月以上のESP企業歴がある事
  (5)メール解除機能が30日間稼動している事
  (6)受信者からのクレームメール数:百万通に対し2200通以下で
ある事(受信者の評判が良くないとダメ)

●Goodmail Systemsが提供するシステムはどんなものなのか。

Goodmail Systems経由のメールには、必ず、X-headerのコードが挿入されて
いる。X-headerのコードが付いているメールをAOLのメールサーバーが認知し
た時点でスパムフィルターを経由しないで直接受信者のメール箱に届ける事
になる。

X-headerのコードは、トークンと呼ばれ、メールごとにユニークなトークン
をGoodmail Systemsとユーザーが追跡できるようになっている。

●Eメールの階層化を促す事になるのか。

Goodmail Systemsのサービスを肯定する人たちは、こんな説明をしている。
「U.S. Postal Serviceに対抗するFedExサービス」であると。このうたい文
句がGoodmail Systemsのサービスを上手く表現している。

"If you need urgent, guaranteed delivery, FedEx offers it... for a
price."(緊急で確実な配達を求めるならば、FedExがそれを提供します。
ただし、それなりの料金で。)

Eメールの階層化は、既に築かれているという人たちもいる。つまり、ESP企
業が提供するメール配信システムサービス自体がEメールの階層化を助長して
いると言うのだ。

資金力があるクライアントは、メールが確実に届くメール配信システムサー
ビスを使っている。資金力がないクライアントは、単純にメールを配信でき
るシステムサービスを使っている。

この時点でEメールの階層化は起きているというのだ。スパムフィルターが当
たり前のメール受信環境では、資金力があればあるほどメールの到達率が高
いサービスを使用できる。

話を日本のメール受信環境に向けてみたい。

私が10万通のメルマガを読者に配信したとする。100%メルマガが読者に到達
しているだろうか。5%から10%は、エラーメールとして不達になるだろう。
残りの90%から95%は、到達しているだろうか。

法人企業に配信されているメルマガであれば、第三者が到達、不到達を確認
できない。ISPや無料メールサービスであれば、ある程度確認が出来るかもし
れない。

だが、AOLのように巨大なユーザー層を持っているISPが日本では存在してい
ないため、どれだけの人が私のメルマガを受信しているか簡単に確認できな
い。

スパムメールが日増しに増えて来ている現状を見ると、私が配信する10万通
のメルマガは、スパムフィルターのため日増しに読者に到達する確率が下がっ
て行くだろう。

日本のESP企業は、この時代の流れに敏感になる必要がある。

2006年02月07日

編集後記の魅力

メルマガを受信して読者が必ず目を向ける場所が有る。

こんなコンテンツメニュがあるとする。

 ------今日のメニュー----------
 【1】カバーストーリー
 【2】サポートコラム
 【3】その他情報
 【4】編集後記
 ------------------------------

殆どの人は、【1】カバーストーリーを読む。それがこのメルマガの最大の
魅力であるからだ。

次に目をやるのは、【4】編集後記だ。以前もこのコラムで書いたように読
者は、このメルマガの発行者に関心を持っている。それ故、発行者が本音で
自分自身を語る編集後記に目を向けるのだ。

メルマガに必ず編集後記があるとは限らない。個人が発行しているメルマガ
もあるものとないものがある。当然、同じ事が法人発行のメルマガにも言え
る。

あるメルマガ編集者は、メルマガの目玉のコラムだけが読者のニーズを満た
していれば編集後記などいらないと言う立場を取っている。その一方で、私
のように読者に発行者を知ってもらう意味で人間と人間との対話を感じさせ
る編集後記は必要だという立場を取る人もいる。

世の中色々な人がメルマガを読んでいるのでどちらが正しいとは一概に言え
ないのが現実だろう。

ただ、

人間の本質としてこんな事を感じる事がないだろうか。「こんな内容のメル
マガを書いている人はどんな人なのだろうか。この人についてもっと知りた
い。」

こんな感情を読者に起こさせるメルマガであればあるほど編集後記の魅力が
高まる。仮に、目玉のコラムが読者に受けなかった場合でも、編集後記の魅
力で読者の関心を維持させ、メルマガ解除をさける事が出来る。

読者維持を手助けするのが、編集後記であると私は考えている。

どの発行者も目玉のコラムが必ずヒットするという自信は持っていない。も
し、外れた場合は、何で読者を留めておくのかを一度検討して頂きたい。

編集後記は、読者との対話の窓口であるという視点を忘れないでほしい!!

2006年01月25日

メルマガがスパムメールになる時


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● メルマガがスパムメールになる時
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米国での話であるが、多分、日本でも同じ事が起きていると思っている。

米国では、スパムメールを受信箱から排除する機能を、メールサーバーの中
に設置している企業や ISP が多い。ホスティングサービスを提供している企
業では、スパムメール排除機能が有料サービスから無料サービスになりつつ
あるように、何らかのスパムメール排除機能がメール受信者に提供されてい
る。

スパムメール排除機能で有名な Google の Gmail を例にして説明したい。

Gmailの受信トレイには必ず、「迷惑メールを報告」というボタンがある。こ
こで受信者がメールを見て迷惑メールであると判断した場合は、このボタン
を押すことになる。

問題は、迷惑メールでないメールまで迷惑メールとして報告してしまう人た
ちがいることだ。その対象となるメールが、メールの受信を同意すると意思
表示したメルマガになっている場合がある。

●メルマガを解除するのが面倒、解除できない

「迷惑メールを報告」というボタンを使うと、次回からそのメルマガが迷惑
メールフォルダーに振り分けられ、受信トレイに表示されなくなる。読者に
とって簡単なメルマガ解除方法となっている。

読者がこのような行為をする背景には、受信したメルマガを解除したくても
簡単に解除できない仕組みがあり、さらに、解除情報がメルマガの目立つ場
所に提示されていない状況があるからだ、といっても過信ではない。

●メルマガをスパムメールにさせないためには!

1.読者との対話を持ち、関係を積極的に築く姿勢を見せること

読者がメルマガ発行者との接点を求めて返信メールを出してきた場合、そ
れをチャンスと認識して積極的に関係を築く必要がある。その姿勢は、読
者に好印象を与える。好印象を持った読者は、メルマガの固定ファンにな
りやすい。

2.読者ニーズを見つけるために仮説、検証、分析、反映のプロセスを継続する
こと

読者がメルマガを解除する理由は、ニーズを満たしていないメルマガになっ
てきたからである。それを避けるには、読者の反応を分析し、現状のコン
テンツでいいかどうかを検証しつづける必要がある。

3.あなたが誰なのかを一目瞭然にすること

受信箱に到達したメルマガを読むか読まないかの判断は、差出人名と From
メールアドレスを見て下される、と言っても過言ではない。過去に接点を
持った企業からのメルマガなのか、スパムメールなのかがここで判断され
る。

従って、あなたは一体誰なのかを一目瞭然にする必要がある。

あなたが発行しているメルマガがスパムメールになっているかどうかを認識
するには、あなた自身がそのメルマガの読者になって、受信するに値するメ
ルマガであるかを判断してみる必要がある。

解除方法がすぐにわかるか、簡単になっているか、ぐらいは今すぐにでも確
認ができる。読者に「迷惑メールを報告」ボタンを押させる要因となってい
る原因を、まず排除しよう。

「迷惑メールを報告」ボタンが押されて、迷惑メールフォルダに振り分けら
れると、メルマガの効果測定に誤差が生じ始める。メルマガは読者に到達し
ているけれども、効果が減少しつづけるという結果が生み出されるからで
ある。

メルマガをスパムメールにさせない方法を実践していただきたい。

(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

2006年01月16日

法人メルマガの必須

時代の流れに従い、インターネットで情報発信を始める中小企業が多くなってきてい
る。ホームページを立ち上げるのは当たり前だが、今ではメルマガを発行するのも当たり前になってきている。

そこで、企業がメルマガを発行する時に最低これだけは守って欲しい事がある。

1)メルマガを読みたいという意志表示をした人だけに配信する。

当たり前なことと思われがちであるが、現実には、身勝手な登録をしてメルマガを送
りつけている企業が多い。

例えば、あまり面識がないのに、もらった名刺に書いてあるメールアドレスを登録し
てメルマガを送る。

本来ならば、勝手に送る前にその人々に問合せメールを出して、同意を得た後でメルマガに登録すべきである。

企業のブランドイメージにとっては、ちょっとしたメール配信マナー欠如がマイナス
になる。受け取る人の印象をできるだけよくして、役に立つ情報メルマガにしないと
読み続けてくれない。

2)メルマガを発行する目的にあったコンテンツにする。

読者がメルマガを登録する時に期待することがある。メルマガタイトルが示す内容が、メルマガのコンテンツであるだろうということである。この期待に沿わない内容のメルマガであると、読者は逃げていく。

一方通行の製品情報や宣伝だけで、読みたい内容が URL をクリックしないと読めな
いやり方は、読者を消化不良にしてしまう。

メルマガは、メルマガタイトルでコンテンツの範囲を決め、ターゲット読者層を絞り
込む。このルールに従わないで、内容がタイトルと離れてしまうのは、まずい。

読者が期待する内容を推測してコンテンツを決め、最終的に読者に何をしてもらいたいかを、企画段階で明確にする必要がある。

3)6割を有益な情報にして、後の4割を自社の販促にする。

メルマガを、紙媒体のダイレクトメールと同じだと考えて、チラシメールとして配信
する法人メルマガが多い。

その内容が、読者が求めるものであればそれでいいのだが、もし、そうでない趣旨のメルマガであるならば、 6割以上が読者にとって有益な情報であるほうがいい。

6割以下である場合は、読者に売込みをしているという印象を抱かせ、メールのマガ
ジンとしての意味合いが薄れてくる。

読者の関心を引き続けるには、読者にプラス感を絶えず与え続けなければならない。

この3つを守れば、読者に対して、スパムメールでないことを伝えられる。読者が求めていない情報を送るのは、スパムメール。読者が探している情報をメールで送るのが本来のメルマガである。

その結果として、読者があなたのメルマガのファンになり、顧客になってくれる。
(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

2005年12月21日

B-To-B市場で活かすEメールマーケティング

米国でよく聞く言葉がある。"Sales Leads"(売上に結びつく顧客リスト)と言う言葉だ。

営業マンが求める"Sales Leads"は、通常、会社のマーケティング部門から
提供されるものが多い。トレードショウ、セミナー、ダイレクトメールリスト、情報
提供での問い合わせリスト、アンケート、メルマガの読者などが情報元になる。

ある米国調査会社の調査では、約15%のセールスリードが売上に結びつく見込み顧客という結果が出ている。一方で全然見込み客にならないセールスリードが、約15%ぐらいあるという。

残りの70%は、判断が付かないグレーなセールスリードであると見なされる。

こんな状況でメールを使ったセールスリード構築が期待されている。米国の企業が
B-To-B Eメールマーケティングで投資対象としている項目が2つある。

1.セールスリードを作る事(見込み客リスト作り)
2.潜在顧客を見込み客にする事

その割合が、80/20になっている。

この調査会社の助言は、このB-To-B Eメールマーケティングへの投資割合を60/40にすると言う事だ。それには、それなりの理由がある。

■ 理由

1.セールスリードの獲得は、継続して行う必要があるが見込み客となる確率が約
15%であるためロスが多い。

2.潜在顧客を見込み客にする「メルマガでの顧客育成」に投資することで長期的
顧客維持が可能になる。

ここで言う潜在顧客とは、既にメルマガの読者でありその会社が管理する潜在
顧客でなければならない。所謂、ハウス読者リストである。

寄せ集めで受信者の反応がわからないセールスリードよりも既に何らかのやり取りが発生している読者リストである方が、高いROIを期待できる。

Eメールマーケティングは、コスト効果が高く即効性があるがB-To-Bビジネスを展開
する上で万能ではない。

最近の動向として、配信されるメルマガが受信者に届いていないと言う現象が顕著になり始めている。米国でB-To-B向けのメルマガを企業のメールアドレスに配信した場合、約60%ぐらいしか届いていないと言われる。

約40%は、企業や個人の迷惑メールフィルターでブロックされて読まれていない。ブ
ロックされたメルマガは、配信元企業に何らかのメール不到達情報を提供していないので現実のメール到達率がわからない。

B-To-B市場では、Eメールマーケティングの位置付けを明確にしてこれだけに頼らな
い方法をいくつか同時に実施する事が求められる。

B-To-B市場を攻略するには、決定権を持っている人にアクセスする必要がある。メルマガでアクセスできる人が、どれだけいるかで効果も変わってくる。決定権を持った人だけの読者リストであれば、最高なのだが現実はその逆の場合が多い。

■ ポイント

・B-To-B市場では、メルマガで到達できる範囲が限られている。ハウスリストの
質が問われる。決定権を持っているだろうと思われる読者リストを意図的に集
める努力が必要。

・配信されるメルマガがいつも100%読者に到達していると言う保障はない。

・決定権を持つ人を説得するには、最終的にお互いの顔、感情、フィーリングを
交えながら営業マンが直接会う必要性がある。Eメールマーケティングは、決定
権を持つ人に会う機会と確率を高める用途で効果が発揮される。

私の読者の皆さん、

これが今年最後のコラムです。来年も面白い、役に立つ、タイムリーな情報、そして、読者の皆さんの感情に触れるEメールマーケティング情報を提供します。

それでは、良い新年をお迎えください。

2005年12月04日

日本のEメールマーケティングはどのステージか?

私は、米国のEメールマーケティングを研究している。
大きな流れが米国に3つある。

■Stage-A 告知中心の流れ

Eメールが普及するにつれて企業がホームページでの情報告知だけでなく
Newsletterと言う形で一方通行的な情報をメールで配信し始める。

発想は、紙媒体のダイレクトメールをEメールに取って代わらせるもの。
Newsletterの配信方法も読者のパーミッションなしで何処からかメールア
ドレスを探してきて一斉に配信するからパーミッションありに移る。

米国では、メールアドレスの売買が合法化されているのでオプトインされ
ているメールアドレス宛に企業の情報を一方的に知らしめる告知が出来る。

■Stage-B キャンペーン中心の流れ

E-コマースが普及するにつれてNewsletterをキャンペーンマーケティング
と言うコンセプトに取り込み始める。

企業のネット売り上げを増やすためにプロモーション企画を展開する。ホ
ームページとNewsletterを上手く連動させ、プルとプッシュツールをキャ
ンペーンマーケティングに取り入れる。

キャンペーンは、ネットだけでなく現実の世界と連動して行われる。オン
ライン売り上げだけでなく、オフライン売り上げも増やす目的でキャンペ
ーンは、展開される。

Newsletterは、特定の読者層をターゲットとして配信され、その効果をキャ
ンペーン指標で分析する。分析されたデータを次のキャンペーンに反映し
より効果的なEメールでのキャンペーンが展開される。

■Stage-C 読者中心の流れ

スパムメールの増大でメールを受信する読者の不快感がピークになり社会
問題としてスパムメールが取り上げられる。その結果、企業が配信したメ
ールやNewsletterが読者に不達になると言う現象が出始める。

キャンペーンマーケティングでメールが配信されても読者に受信されなけ
ればその効果も発揮されない。メールが不達にならないようにするには、
どうしたら良いかが試行錯誤される。

Sender ID, SPF, DomainKeyなど送信元認証でメールを受信する、しない
の判断材料にしたり、独自のフィルタリングでメールをブロックしたりす
る事がメールの不達の問題を表面化させる。

スパムメールであるかどうかの判断の精度が十分でないために起きる副作
用である。

Eメールマーケティングも企業中心のものの考え方から読者が喜んで安心
してメールを受信してくれるやり方に変貌し始める。

「この企業から配信されるメールは、スパムメールではないので私の受信
箱に届けてください」というアクションが読者からされないと確実にメー
ルが届かない時代に突入する。

さて、

日本と米国のEメールマーケティングは、どのステージにあると思うか。

Stage-Aにいるのが、日本のEメールマーケティングである。米国は、
Stage-Cに入り始めている。日本のEメールマーケティングは、少なくとも
3年ぐらいは遅れている。

このような見方をしているのは、私だけであろうか。

世間では、ブログ、ポッドキャスティング、Web 2.0、Internet 2などと
新しい話題で一杯だ。でも、根本的にウエブとメールという媒体から
切り離されていない。

インターネットは、メールで始まり、Webが生まれ、音声、動画とだんだん
リッチな情報伝達インフラになり始めている。タイミングよく、その変化と
ニーズをつかめればちょっとしたビジネスを創出できそうだ。


 ★ What do you think?  Please let me know!

 (誰もが向かう方向には宝物は埋まっていない!埋まっていても先に
  見つけたものが取ってしまう。ビジネスチャンスは、自分が何にフックさ
  れているかで決まる!)

2005年11月03日

「Eメールマーケター物語~エピソード~」

■PDFファイル 23ページ ダウンロード

「Eメールマーケター物語~エピソード~」 (法人メルマガの企画、実施、
コツのロードマップ)は、「知る人ぞ知る米国メールマーケティング」の
メルマガに手を加えた読み物です。

対象は、法人企業のメルマガ担当者向けで、「メルマガをEメールマーケティ
ングツールにするにはどうしたら良いか」をテーマにして内容を対話形式で
伝えています。

私の経験と知識を登場人物、大塚課長と吉田メルマガ担当の会話の中で読者
にEメールマーケティングのコツを教えています。

この物語を読む事で初めてメルマガを発行する時にどんな事を考え、どんな
準備をしなければならないかが分かります。

ただ単にメルマガを発行するのではなく、企業のビジネスに貢献するにはど
うしたら良いかを物語のエピソードに展開させています。

この物語は、Eメールマーケターとして会社に入ってきた吉田担当がメルマガ
を組織のマーケティングツールとして構築していく様子を描いています。

もし、あなたが会社のメルマガ担当であるならば共感する場面に遭遇するか
もしれません。エピソードの一部には、実際に私が経験した場面を描いてい
るものがあります。

Eメールマーケティング世界は、絶えず、変化していっています。紙の媒体に
なった時点で時代にそぐわないものになっているかもしれません。私は、Eメ
ールマーケティングの流れを絶えず追っています。

今回のWhite Paper「Eメールマーケター物語~エピソード~」は、これから
Eメールマーケティングの世界に足を踏み込もうとするメルマガ担当者に捧げ
る物です。お役に立てれば幸いです。

2005年10月30日午後15時 自宅にて
吉田憲人 Eメールマーケティングコンサルタント

こんな事を考えてメルマガを発行していますか。

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■ 感情にフックする!
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メルマガをEメールマーケティングに活用する時にいつも頭にあることは、
読者をいかにしたら維持できるかだ。

メルマガの読者は、3つの過程で読者として残っていくか、行かないかが決ま
る。

1)ミスマッチの過程

メルマガタイトルと説明文でメルマガ登録をしたのだが、届いたメルマガ
を読んで見ると求めていた内容でないメルマガであった。こんな状態が、
2、3回続くとミスマッチが原因で読者が去っていく。

これで去っていく読者は、もともとターゲットとした読者でなかったので
余り気にする必要はない。

2)フックが外れる過程

メルマガの内容が求めたものであると認識した読者は、メルマガのどこか
でフックがかかっている状態にある。メルマガ発行側がそのフックを変え
ない限り読者はそのメルマガを読み続ける。

ただ、

読者を引っ掛けるフックがなんであるかを自覚していないと思わぬ変更で
読者を失う場合が発生する。


3)関心が移る過程

人間の関心は、時間と共に移っていく。これは、どうしようもない。この段
階に来た読者には、感謝の意をもってお別れをするしか方法がない。

この過程で最も重要なのは、2番目の読者を引っ掛けるフックである。メルマ
ガの中に読者の心を引っ掛ける仕掛けを意図的に作らないと思わぬコンテン
ツ変更で突然読者を失う羽目になるかもしれない。

読者は、どんなフックに引っかかるのだろうか。

米国のEメールマーケターが、こんな事を言っていた。読者を維持できる
メルマガには、"Emotional Connection" がある。

つまり、読者の感情に訴えるフックがあるメルマガは読者を維持し続けると
いう事だ。

具体的にどんな事をすれば良いのだろうか。

私からの助言は、メルマガを読んで自分の心が動かされるようなコラムを
書くことだ。そこには、感情を持った人間に対してのメッセージがある。
メッセージを受け取った読者は、そのメッセージに対して何らかの反応を
する。

反応は、人間がもつ感情をベースにしている場合が多い。読者のアクション
は、感情によって起こされると言っても過信ではない。

読者の感情にフックする仕掛けをメルマガに含める事を考えて頂きたい。


 ★ What do you think?  Please let me know!
  (こんな事を考えてメルマガを発行していますか。 していた人がいたら
   教えて下さい。私からちょっとしたプレゼントを差し上げます。 )

2005年10月18日

法人発行メルマガを読みやすくするコツ

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●法人発行メルマガを読みやすくするコツ
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法人発行のメルマガで以下の4つの条件のどれかを満たすものがあったなら
ば、教えてください。

・面白い
・役に立つ
・タイムリー
・感情に訴える(人情味がある)

個人発行のメルマガには、この4つの要素のどれか一つを満たしているもの
が多い。残念ながら、法人発行メルマガではそれを見つけるのが難しい。

何故なんだろうか?

そんな疑問を抱きながら、別の角度から法人発行のメルマガを読んでみた。
読みやすいかどうかという角度だ。読みやすさは、メルマガのレイアウトや
ライティング技法に依存すると言われる。

私はいつもメルマガコンテンツの構成を「主役」と「脇役」で考えろと助言
している。メルマガのレイアウトを考える前に、ライティング技法に凝る前
にコンテンツの「主役と脇役」を明確にしろだ。

「主役」とは、紙の雑誌にある「カバーストーリー」の事を指す。
「脇役」とは、カバーストーリーを支える、幅を広げる小粒コンテンツ群だ。

毎回発行するメルマガには、一番強く伝えたい「メッセージ」がなくてはな
らない。法人メルマガには、「主役」、「脇役」、「メッセージ」の要素が
目に見えるように構成されていない。

この三つの要素が考量されていないメルマガは、レイアウトやライティング
技法を打ち消す効果がある。「主役」が分からないレイアウト。全てのコン
テンツが、「主役」であるかのようにレイアウトされてしまっている。

「脇役」だらけのコンテンツ群で「主役」が読めないメルマガ。読者に伝え
たいメッセージがないメルマガ。

果たして、本当に読みやすさと言う視点でメルマガを考えて企業は、発行し
ているのだろうか。

今後、企業にとってメルマガは、重要なマーケティングツールになる。
その重要なツールを無駄に浪費している現状が私には理解できない。

中小企業のWebサイト活用状況調査(SMB 向けのWebサイトホスティング会社
Interland、9月29日付け)によれば、Web サイトにおけるマーケティング
手段として、60%の割合でEメールマーケティングを最も利用してみたい、
利用しているとしている。

メルマガを発行していれば、Eメールマーケティングを実践していると思っ
てはいけない。メルマガの先にEメールマーケティングあると言う事を是非
認識していただきたい。


 ★ What do you think?  Please let me know!
  ( 本では学べないEメールマーケティング、コーチが必要!)

2005年10月10日

テキストメルマガの利点を忘れるな!

法人企業が発行するメルマガが突然テキストメルマガからHTMLメルマガになって
届いた。今年になって5,6件その様な事が発生した。内容を見てみて驚いたのは、
HTMLメルマガにする必要がないようなメルマガなのに高いコストをかけてHTML
メルマガにしている事だ。

テキストメルマガは、こんな時に一番効果を発揮する。

1.直ぐに、タイムリーに発行したい。
2.コストをかけないで発行したい。
3.イメージでは、メッセージが伝わりにくい。
4.読者ニーズについて調べたい。
5.1人で発行したい。
6.読ませるメルマガにしたい。
7.読者と心と心の交わりを言葉で交わしたい。

HTMLメルマガは、目を引き付ける仕掛けをイメージで作ることができる。
テキストメルマガは、文字と空行でその仕掛けを作るしかない。

読む人と見る人では、ターゲット読者層も違う。その辺を十分検討する必要がある。

2005年10月04日

HTMLメルマガの開封率の意味が変わり始めている!!


開封率は、HTMLメルマガの中に仕組まれているウエブビーコン(1ビット
画像データをトラッキングする仕掛け)を使ってHTMLメルマガを開いた数を
メルマガ配信数で割った率である。

例えば、開封率が80%という意味は、100通HTMLメルマガを配信して80通が
読者の手で開封されたということになる。

◆件名の効果を見る指標

HTMLメルマガを受信した読者は、届いたメルマガを読むかどうかの判断を
件名を見て行う傾向がある。

テキストメルマガも件名を見てメルマガを読む傾向がある。ただ、HTMLメル
マガと違って読者がメルマガを開封したかどうかが分からない。

スパムメールは、その点を注目してこんな件名を書いてくる。【速達・親展】、
「お待たせして申し訳ございません」、「お疲れ様♪」など。

ただ、問題は開封率=メルマガを読んだのではない事だ!!

◆最近の開封率の意味は・・・

スパムメールが使う件名が通常のメールやメルマガの件名と類似する現象が
発生してきているため、件名だけでなく差出人名とFromメールアドレスを見
る傾向が出てきている。

差出人とFromメールアドレスは、読者に安心と信頼感を与える要素を付けら
れる。その要素とは、「ブランド」だ。法人、個人のブランドをここに印象
付けられる。

HTMLメルマガが増えてくるに従いメルマガの差出人名とドメイン名がものを
言う時代が来ている。

開封率=ブランドの浸透率という意味に変わり始めている。

さらに、HTMLメルマガのイメージを意図的にブロックする機能を提供する
Gmailなどのメールサービスのお陰で、本当に見たい、読みたいと言う
HTMLメルマガでないと読者はイメージブロック機能を無効にしない。

イメージブロック機能を無効にする事でウエブビーコン機能が起動するため、
精度の高い開封率(読みたいと言う強い意志)が取得できるようになる。

そのためには、HTMLメルマガと読者との間をつなげる信頼感がないとだめだ。
その信頼感をメールで表現すると「ブランド」が分かる差出人名とドメイン
名となる。

テキストメルマガもHTMLメルマガも読者との関係を築く上で最適なマーケティ
ングツールである。米国では、メルマガをKiller Applicationツールという
認識で積極的にEメールマーケティングに活用している。

日本の状況はどうか?

残念ながら、Eメールマーケティングからマーケティングの部分を除いた
一方通行の告知・チラシメールの領域を脱していない。私の目から法人
メルマガを分析して見れば、ここをこうすればもっと効果が出るのにと思う
箇所が多い。

開封率の解釈もその一例だ。


 ★ What do you think?  Please let me know!
  (あなたの解釈を教えてください。依頼があれば、有料で分析します!)

2005年09月20日

1日に受け取るメール

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●1日に受け取るメール
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InBoxに届いたメールを読むのは、意外と時間がかかる。1日に何時間ぐらい
メールを読むのに時間を費やしているだろうか。

朝、会社に出社してまず届いているメールを見る。重要なメールと思うもの
は、既に頭の中にあるのでそのメールを探す。次に、メールで届く一般や業
界ニュースをスキミングする。最後に、自分がテーマにして探している情報
やコンテンツがあるメルマガを探す。

これだけでも1時間以上かかる場合がある。

忙しい人は、会議や営業で外出してしまうだろう。そうなると、メールは溜
まりに溜まってくる。まじめな人は、全てメールに目を通さないと気がすま
ない。届くメールをいかに効率良く読むかが問われる。

メールに依存する読者は、こんな日々を送る。

メールを送る企業は、どうだろうか。読者に目を通してもらおうと件名に
苦労している。スパムメールの件名「お疲れ様♪」「貴方様にお伝え致し
ます。」と同じようにならないようにする工夫がいる。

毎日届くスパムメールの数に一般の企業が送信するメルマガやメールの数が
追加されると読み手の読者は、自然とFromメールアドレスに目が行くように
なる。

差出人に名の知れた会社名があるメールと無いメールとでは、メールの取り
扱いが違う。殆どのスパムメールは、おかしなFromメールアドレスを
使っていて差出人の名前が書かれていない。

スパムメールでないメールを見つけるには、差出人とFromメールアドレスを
見れば良い。

同じ会社から1週間に何通以上届いたら、その会社のメルマガがいやになる
かを実験してみた。

楽天から送られるメルマガ「楽天市場ニュース」を登録してみた。届くメル
マガは、メルマガというかカラフルなチラシメールといった印象だ。テキス
トメルマガではなく、HTMLメルマガになっている。

配信頻度は、二日に一度のように感じる。時々、毎日届くときもある。最初
は、興味半分で届くたびにメールを読んでいたと言うよりは見ていた。見慣
れるにつれて、内容がいつも同じようで面白さを感じなくなってしまった。

メルマガの本来の魅力「読むべきコンテンツ」がないのに気が付いてきた。
HTMLメルマガは、写真やイメージ、色彩や文字の大小を上手くコントロール
して読者の関心を引く仕掛けができる。

楽天のメルマガは、HTMLメルマガの陥りやすい落とし穴にはまって来ている。
写真やイメージ、色彩や文字の大小に頼り過ぎるために読者の心を掴む読ま
せるコンテンツがなくなっているのだ。

こうなると2日に一度受け取る楽天市場ニュースは、読まなくなる。読まな
くなるメルマガが2日に一度の頻度で届くとスパムメールと同じように感じ
始める。

メルマガを送る頻度が、一定回数である事は良い。毎日であろうと1週間に
一度であろうとかまわない。

ただ、

読者と対話をしようという姿勢や編集がないメルマガであると受け取る読者
を飽きさせる。
写真、価格、懸賞だけでは、読者との対話は生まれない。
読者の心に引っかかる「何か」が楽天市場ニュースにない。

楽天市場ニュースをお手本のメルマガと思っている発行者がいたならば、
一度読者の視点で見直して頂きたい。楽天市場ニュースは、HTMLメルマガ
のメリットに溺れてしまっている。本来のメルマガの姿に戻すべき時期が、
今来ていると私は思う。

HTMLメルマガを発行している企業は、HTMLメルマガの落とし穴にはまらない
ように気を付け頂きたい



 ★ What do you think?  Please let me know!
  (HTMLメルマガを分析し始めたら、こんな結論になった。違うと言う人
   がいたら、反論してください。)

2005年09月07日

私のコラムを上司に見せて説得してください

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● まず、これを考えよう!
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これからメルマガを発行しようとしている企業が、一番悩む事がある。

「どの様にメルマガを編集し、発行したら読者の欲求を満たす事が出来るの
だろうか。」

発行するメルマガの価値は、メルマガを読んで行動を起こしてくれる読者数
にある。告知媒体としての価値だ。つまり、メディアとしてどれだけ影響力
持つかだ。

企業が発行するメルマガは、自分たちのビジネスにプラスになるものでなけ
ればならない。ブランディング目的であれば、読者のマインドシェアーを広
げるためにある。売り上げ目的であれば、CPA(Click per Action)のコンバ
ージョン率の上げるためにある。

目的が何であれ、メルマガに登録してくれた読者のニーズを満たし、関心を
引き続けるさせなければ読者と媒体価値を維持できない。

米国のESP(Eメールサービスプロバイダー)は、クライアント企業のこの様
なリクエストを受け、日々読者のニーズを満たすやり方を追い求めている。

◆読者とどの様にしたら関係を築けるか?

メルマガで読者に影響力を及ぼすには、発行者と読者の間に「親近感と信頼
感」が生まれている必要がある。