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2006年06月25日

Adios(さよなら)されるメルマガ


米国ではEメールマーケティングのツールとしてメルマガがROI(投資対効果)に貢献する重要なマーケティングチャンネルとなっている。

そのためか、メルマガの配信頻度で度を越すような現象が発生している。

なぜか。月5回配信していたメルマガを月12回にしたら、売り上げが増えると言う現象を体験するからだ。郵便によるダイレクトメールのコスト(約数百円)と比較してメルマガの配信コスト(約数円)は、桁違いに安い。その魅
力に企業が飛びついた。

だが、

都合の良い事だけが続くものではない。

■メルマガが届かなくなるリスク

メルマガの配信頻度を増やすと短期的な売り上げに貢献する。ただし、こんな逆効果で長期的売り上げに貢献しなくなる。トレードオフが発生する。

度を越す配信頻度は、メルマガ解除読者を増大させ、スパムメールとして読者に印象付け、反応の悪い読者を生む。このメルマガが、限りなくスパムメルマガに近づくとスパムメールとして登録される。

スパムメールとして登録されたメルマガは、その読者に届かなくなり本当に売り上げに貢献するメールアドレス対象から外される。

■読者集めのコスト増大

米国のある企業が、月5回配信していたメルマガを月12回に配信頻度を増やした。その結果、売り上げは年間約220万ドルに増大したが読者解除率が0.74%から 1.77%に増えた。

さらに、

スパムメールとして登録されたり、エラーメールが増えたりして読者減少率が月1.53%から月3.43%に増加した。

結果として、この企業は年間125,000人の読者を失うことになった。米国で読者を集めるコストは、一般的に15ドル/メールアドレスと言われている。約190万ドルを新しい読者集めに投資せざるを得なくなった。

メール配信頻度を増やすと追加メール配信コスト、追加人員コスト、追加メルマガ制作コストも増加した。そのコストが年間約110,000ドル発生した。

失った読者から本来生まれる売り上げの損失を考慮すると年間約180万ドルの機会損失が発生した。このコストをもっと保守的に見積もって年間約50万ドルとしてみよう。

この企業がメールの配信頻度を月5回から月12回にした結果、売り上げは、約220万ドルでそれに伴う費用が約250万ドルとなりROIはマイナスになってしまった。

メルマガの配信頻度を増やすだけで読者は、そのメルマガをAdios(さよなら)する。読者層のニーズを調査して的確な配信頻度でメルマガを配信することが肝要だ。

短期的な売り上げは、結局、長期的にみてプラスにならない。こんな事に気付かない企業が多い。

2006年06月12日

会員登録をしないとメルマガが読めない!


日経BPのメルマガをしばらく読んでいた。先月、登録しておいたメールアド
レスがある理由で使用できなくなってしまった。毎朝読んでいた日経BPのメ
ルマガが受信箱から消えた。

仕事ながら色々なソースから情報を入手しなければならない。メルマガの再
登録をするために日経BPのメールマガジン配信サービスのページを探した。

ここで問題が発生。

日経BPパスポートのユーザーIDとパスワードを入力しないと読みたいメルマ
ガの読めないことを再認識した。遠い昔に登録した日経BPパスポート情報な
ど覚えていない。

ユーザーID・パスワードの確認という機能を使ってみたが、登録してあるメ
ールアドレスは使用不能であるがためにユーザーID・パスワードの確認もで
きない。

なぜ、メルマガを読むために会員登録手続きをしないとだめなのだろうか。

日経BPのメールマガジン配信サービスのページに来るのは、メールアドレス
が使えなくなったときか、メルマガを解除するときだけだ。頻度は、年に1回
あるかないかぐらいだ。

頻繁に使用するユーザーIDやパスワードであるならば、忘れない。
だが、ユーザーIDやパスワードを頻繁に使用しない人に不親切だ。

不便な仕組みを利用者に強要させるとどうなるか。

1)メルマガ登録をあきらめる。(機会損失)
2)解除できないメルマガ読者が積もり積もる。(読者の不満累積)
3)メルマガ広告媒体価値が低下する。(読まない読者メールアドレス増大)

メルマガの良さは、気楽に読めて解除できる点だ。この気楽さがないメルマ
ガ登録解除の仕組みは、今後、メルマガの読者リストの「質」に悪影響を及
ぼす。

会員登録を前提にしているメルマガ登録は、この利便性を犠牲にしている。
気楽にメルマガ登録ができない、解除できない会員登録システムは、メルマ
ガサービスには向かない。

こんな点をまだ良く分からないで会員登録を強要しているサイトが多い。

会員登録を前提としているならば、ユーザーIDとパスワードを頻繁に使わせ
るサービスをまず提供すべきだろう。

使わないユーザーIDとパスワードは、忘れる。私のように!

2006年06月10日

EメールマーケティングのSNSを作りました。

SNS-Eメールマーケティングと言うものを作りました。

会社でメルマガを担当の方、現在Eメールマーケティングを導入中、これから検討したいという方向けの「お悩み相談」の場です。

招待方式ですので、ご興味がある方はこちらのフォームで私まで申し込みをして下さい。
招待メールを送ります。