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2006年05月31日

信用を築くには…


“Can I trust you?”(あなたを信用できますか)

こんな質問をされたら、あなたはどう答えるだろうか。私ならば、自信を持って、「大丈夫です」と答える。同時に、それが嘘か本当か、私と付き合った上で判断してもらう。

お互いを知るには、時間と交流が必要だからだ。

Eメールマーケティングでも同じことが言える。ただ、メールと言う媒体が介在する。読者と発行者との間に信用が生まれていれば、読者は発行者が伝えるメッセージに答えてくれる。

メルマガの媒体の価値は、読者と発行者との間に築かれる信用の密度だ。

セス・ゴーディンは、こう言っている。

“Permission marketing is all about turning strangers into friends and friends into customers.”
(パーミッションマーケティングは、見知らぬ人を友達に変え、友達を顧客に変えることに尽きる)

米国のメールアウトソーシン企業 Constant Contact の CEO、Gail Goodman が、メールで信用を築く要素を指摘している。

・メール受信者を尊重すること

チラシメールのように、受信者の感情や印象を無視したメールは配信しない。提供する情報は、受信者の関心やニーズに関連したものにする。

さらに、メールの解除が簡単にできる仕組みや情報を提供することや、問合せに対しては、迅速なメールで対応し、受信者を尊重する姿勢を示す。

・メール受信者に負担にならない程度の接点を持つこと

信頼は、お互いの接点がないと成長していかない。適度のメール配信でお互いのつながりを確認しあい、ニーズのミスマッチや誤解がないようにする必要がある。

・メール受信者からのフィードバックをメールに反映すること

読者が求める情報を提供すればするほど、実践するEメールマーケティングの効果が顕著になる。そのためには、読者からのフィードバックを取り込む仕組みと、迅速な対応が求められる。

最後に、Gail Goodman は、こんなことを言っている。

“You want to be a "friend" to your customers, not just someone who is trying to sell them something.”
(お客さんに押し売りをするただのセールスマンになるのではなく、お客さんの友達になることだ)

あなたは、読者(潜在顧客)の心情を考慮しない、ただのセールスマンになっていないだろうか。(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

2006年05月28日

メール広告の裏側


吉田@www.mail-marketing.bizです。
どこかの記事でメール広告の売り上げが下がってきたという事を見かけた。

メール広告には、大きく分けて2つの広告がある。

1)ダイレクトメール広告(広告だけのメール)

広告を依頼する企業にとっては、欲求を満たす形態の広告だ。受信者にとっては、スパムメールと感じる人が生まれる。ニーズがあっていれば、お互いにとって幸せ。

2)メルマガでの広告(読みたいコンテンツメールの中に広告があるメール)

メルマガでの広告は、読者精読率が高いメルマガほどというか、コンテンツと広告関連性が高いほど有効な広告媒体となる。

メール広告の売り上げが下がったというのは、一体どちらの広告売り上げだろうか。質で勝負するメルマガ広告か、量で勝負するダイレクトメール広告か。

最近、気になっていることは餌(ポイントや懸賞プレゼント)でメール広告に登録させて集めたメールアドレスにダイレクトメール広告を配信するやり方だ。このやり方は、自転車操業的なビジネス展開となる。

ダイレクトメール広告を受け取る人は、餌がほしくてメールアドレスを登録したという人がいるはずだ。そんな読者にメールを配信すべきターゲットになるだろうか。最初の1、2回は珍しさで効果があるかもしれないが、長くは続かない。

ダイレクトメール媒体の鮮度が、絶えず新たしくなっていないと効果が持続しない。3度目に受け取る読者が、学習してしまいそのメールを相手にしなくなる可能性が高いからだ。

メール広告を出す場合は、次の2点をチェックすべきだ。

■読者をどのような形で集めたメール媒体か。

読者がそのメール媒体に登録した動機とニーズを理解する必要がある。

■読者の精読率が分かるデータがあるか。

開封率は、読者の精読率を裏付ける指標としてはイマイチ。クリック率は、受信者が何らかのアクションを行っているので指標としてはOK。ただ、餌でクリックさせるやり方でクリック率を高めたものは、対象外。クリック率の裏を調査する必要がある。

メール広告も目的でやり方も変わる。

新しい製品やサービスを知ってもらいたい場合は、「量で勝負のメール広告媒体」を選ぶ。但し、同じ告知を3回以上同じ媒体で行わない事。

お得意様を見つける場合は、「質で勝負のメール広告媒体」を選ぶ。但し、即効果を期待しないこと。広告を読んだからといってすぐにお客様にならないし、信用もしてくれない。むしろ、お近づきに成れるぐらいの接点を持てればよい。潜在的なお得意様は、時間と信用がいる。

2006年05月22日

「まぐまぐ」から「無料メールマガジン読者登録規約」への同意のお願い

複数のメールアドレスでメルマガを登録している。それぞれのメールアドレスに「まぐまぐ」から「無料メールマガジン読者登録規約」への同意のお願いという件名のお知らせメールが届いていた。

「まぐまぐ!」では2006年4月8日に、「初回ダブルオプトイン」システムを導入いたしました。

これは、「まぐまぐ!」に初めて読者登録しようとする方を対象に、「読者登録規約」への同意をお願いし、メール送信による読者認証を行った上で読者登録が完了する仕組みです。これにより、間違い登録や無断登録を防止できます。

(まぐまぐから届いたメール文の一部)

無料メルマガサイトは、シングルオプトイン形式でメルマガを登録させる方式で今までやってきた。まぐまぐが、「初回ダブルオプトイン」方式に変更したのはプラスの効果を読者にも社会にも与える。出来れば、他の無料メルマガサイトもこれに続いてもらいたい。

今回のまぐまぐからのお知らせメールは、メルマガ登録で「初回ダブルオプトイン」方式にシステムが移ったことを伝える事が出来ない読者に伝えるためという目的と同時に無料メールマガジン読者登録規約に一読していただき同意を得るということにある。

殆どの無料サービスには、利用者を対象にした利用規約と言うものがある。利用者は、それを必ず読んで無料サービスを利用するという姿勢がないため後で問題が起こる場合がある。

無料サービスを提供する企業側も利用規約を全面に出して必ず読ませるという仕組みを意図的に取らない姿勢がある(利用者が減る可能性があるから)。

利用規約は、利用者にとって一読すべき内容を含んでいる。というのは、無料サービスには必ず Give & Take の仕組みがあるからだ。これがないと無料サービス自体が成り立たない。

まぐまぐの場合は、ご存知のとおり広告を掲載するまぐまぐ発行のメルマガが自動的に登録される。

このやり方は、事後オプトアウト登録と言ってメルマガが読者の同意を得る前に登録され、いやならば後で解除してくださいというやり方だ。

まずは、読んで見てくださいと言うやり方であるのだが、印象を悪くする仕組みがある。

自動的に登録されたまぐまぐからのメルマガを解除しても新たにメルマガを登録するとまた自動的にまぐまぐからのメルマガが届く。私から言えば、これはまぐまぐの評判(ブランド)を毎回傷つけている仕組みで即刻やめた方が良いと思っている。

読者数は、増えても読まない読者を増やしているに過ぎないからだ。

多分、まぐまぐもこのことを分かっていると思う。だが、麻薬中毒と同じでやめられない理由がある。広告媒体の命は、読者数である(本当の意味での命は別であるが)。読者数が大きくないとクライアントも目を向けてくれない。こんな現実がある。

実は、もっと深い現実が隠されているのだが。いつか、この点も話しが出来るかもしれない。

2006年05月10日

スパムメール最新トレンド


こんなスパムメールを最近目にする事が増えてきている。

件名:日曜日の件ですが 差出人名: strike_flaver@yahoo.co.jp

内容:
http://heavensgift.st/c/
日曜日でしたらまだ空きがご用意できますのでごく確認ください。

ちょっと見たら、メールを開封してしまいそうになるほど、件名が魅力的だ。差出人名のメールアドレスを見たら、「ああ、これはスパムメールだ!」とわかる。

もし、差出人名が名の知れた企業名を偽証していたら、多くの人がメールを見てしまうだろう。

遅かれ早かれそのような事体になるだろう。そのときは、本格的にメールアドレスのホワイトリスト化がメールソフト側で生まれてくるだろう。

ますます、受信者のパーミッションが必要になる。

2006年05月07日

つながる魅力

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●つながる魅力
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先月中旬に独自配信で発行したメルマガ『知る人ぞ知る米国メールマーケティ
ング
』のコラム『つれづれコラム』で幸せは何処で見つかるかについて書い
た。

Eメールマーケティングとは、まったく関係ない内容であるのだが関心を示
してくれた読者からメールを頂いた。

■メルマガ発行者にとって読者から届くメールは価値がある。

・メルマガを読んでくれている人の顔が分かる。
・コンテンツへの関心をアクションで示してくれた。
・発行者との対話を築き、関係を深める第一歩になる。

身も知らぬ人から突然書いた内容について感想メールが届く。メルマガ発行
者でこの経験を味わっていない人は、是非、読者から感想メールをいただけ
るメルマガを書いて頂きたい。受け取った時にその理由が分かる。

感想メールの内容がポジティブであってもネガティブであってもあなたのメ
ルマガにアクションで関心を示してくれる読者は少ない。少なくとも、あな
たのメルマガを良く読んでいる読者であることは確かである。

Eメールマーケティングが成り立つ前提に読者がメルマガを読んでいるとい
う暗黙の了解(片思いの了解かもしれないが)がある。暗黙の了解を確認す
る方法として、HTMLメルマガならばメールの開封率、記載したURLのクリッ
ク率、返信メール率などがある。

最近のEメールマーケティングのトレンドは、配信リストにある読者にメル
マガを読ませるようにするにはどうしたら良いかだ。

スパムメールのお陰で暗黙の了解が成り立つ以前にスパムフィルターという
障害物が生まれてしまった。そこで新しい指標として、メールの不達率が生
まれている。

■メルマガが読者に届き、読まれるまでのマイルストーン

1)メルマガの配信
     ↓
2)エラーメールの発生
     ↓
3)ISPのブラックリストIPアドレスフィルター
     ↓
4)ISPのスパムフィルター
     ↓
5)メールソフトのスパムメールフィルター
     ↓
6)メルマガ受信者のメール受信箱
     ↓
7)削除されるメルマガ
     ↓
8)読者の目に止まらないメルマガ
     ↓
9)読者の目に止まり読まれるメルマガ
     ↓
10)読んで記載されているURLをクリックする
     ↓
11)発行者に返信メールを書く
     ↓
12)発行者のメールアドレスをアドレス登録

私が頂いた読者からの感想メールは、11番目のマイルストーンまで
到達したものである事が分かる。殆どのメルマガは、8番目のマイル
ストーンで姿を消してしまう。

Eメールマーケターは、9から11番目のマイルストーンに辿り着いた読者に
注目すると同時に2から5番目のマイルストーンを問題なく通過する仕組みを
構築しようとしている。

コラム『つれづれコラム』で幸せは何処で見つかるかに反応してくれた
読者は、私のメルマガを良く読んでくれている読者であると言う事が上記の
説明で証明できる。

私は、Eメールマーケティングの情報以外でも読者と『つながる』魅力をメ
ルマガに埋め込む事に努力をしている。個人が発行する魅力的なメルマガに
は、『つながる』魅力がどこかに必ず埋め込まれている。

あなたが読んでいるメルマガを一度調べてみてほしい。継続的に読んでいる
メルマガに発行者と『つながる』魅力が埋め込まれているかどうかを。

私は、この『つながる』魅力を法人発行のメルマガに啓蒙したい。素直に
理解を示してくれるメルマガ発行企業(メルマガ編集担当責任者)を見つけ
るのは現実難しい。

ここで話題にしたコラム『つれづれコラム』は、こちらのページで読める
ので関心がある方は、アクセスして見て下さい。

http://emailmarketing.goyat.biz/?eid=76820