信用を築くには…
“Can I trust you?”(あなたを信用できますか)
こんな質問をされたら、あなたはどう答えるだろうか。私ならば、自信を持って、「大丈夫です」と答える。同時に、それが嘘か本当か、私と付き合った上で判断してもらう。
お互いを知るには、時間と交流が必要だからだ。
Eメールマーケティングでも同じことが言える。ただ、メールと言う媒体が介在する。読者と発行者との間に信用が生まれていれば、読者は発行者が伝えるメッセージに答えてくれる。
メルマガの媒体の価値は、読者と発行者との間に築かれる信用の密度だ。
セス・ゴーディンは、こう言っている。
“Permission marketing is all about turning strangers into friends and friends into customers.”
(パーミッションマーケティングは、見知らぬ人を友達に変え、友達を顧客に変えることに尽きる)
米国のメールアウトソーシン企業 Constant Contact の CEO、Gail Goodman が、メールで信用を築く要素を指摘している。
・メール受信者を尊重すること
チラシメールのように、受信者の感情や印象を無視したメールは配信しない。提供する情報は、受信者の関心やニーズに関連したものにする。
さらに、メールの解除が簡単にできる仕組みや情報を提供することや、問合せに対しては、迅速なメールで対応し、受信者を尊重する姿勢を示す。
・メール受信者に負担にならない程度の接点を持つこと
信頼は、お互いの接点がないと成長していかない。適度のメール配信でお互いのつながりを確認しあい、ニーズのミスマッチや誤解がないようにする必要がある。
・メール受信者からのフィードバックをメールに反映すること
読者が求める情報を提供すればするほど、実践するEメールマーケティングの効果が顕著になる。そのためには、読者からのフィードバックを取り込む仕組みと、迅速な対応が求められる。
最後に、Gail Goodman は、こんなことを言っている。
“You want to be a "friend" to your customers, not just someone who is trying to sell them something.”
(お客さんに押し売りをするただのセールスマンになるのではなく、お客さんの友達になることだ)
あなたは、読者(潜在顧客)の心情を考慮しない、ただのセールスマンになっていないだろうか。(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)