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● メルマガがスパムメールになる時
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米国での話であるが、多分、日本でも同じ事が起きていると思っている。
米国では、スパムメールを受信箱から排除する機能を、メールサーバーの中
に設置している企業や ISP が多い。ホスティングサービスを提供している企
業では、スパムメール排除機能が有料サービスから無料サービスになりつつ
あるように、何らかのスパムメール排除機能がメール受信者に提供されてい
る。
スパムメール排除機能で有名な Google の Gmail を例にして説明したい。
Gmailの受信トレイには必ず、「迷惑メールを報告」というボタンがある。こ
こで受信者がメールを見て迷惑メールであると判断した場合は、このボタン
を押すことになる。
問題は、迷惑メールでないメールまで迷惑メールとして報告してしまう人た
ちがいることだ。その対象となるメールが、メールの受信を同意すると意思
表示したメルマガになっている場合がある。
●メルマガを解除するのが面倒、解除できない
「迷惑メールを報告」というボタンを使うと、次回からそのメルマガが迷惑
メールフォルダーに振り分けられ、受信トレイに表示されなくなる。読者に
とって簡単なメルマガ解除方法となっている。
読者がこのような行為をする背景には、受信したメルマガを解除したくても
簡単に解除できない仕組みがあり、さらに、解除情報がメルマガの目立つ場
所に提示されていない状況があるからだ、といっても過信ではない。
●メルマガをスパムメールにさせないためには!
1.読者との対話を持ち、関係を積極的に築く姿勢を見せること
読者がメルマガ発行者との接点を求めて返信メールを出してきた場合、そ
れをチャンスと認識して積極的に関係を築く必要がある。その姿勢は、読
者に好印象を与える。好印象を持った読者は、メルマガの固定ファンにな
りやすい。
2.読者ニーズを見つけるために仮説、検証、分析、反映のプロセスを継続する
こと
読者がメルマガを解除する理由は、ニーズを満たしていないメルマガになっ
てきたからである。それを避けるには、読者の反応を分析し、現状のコン
テンツでいいかどうかを検証しつづける必要がある。
3.あなたが誰なのかを一目瞭然にすること
受信箱に到達したメルマガを読むか読まないかの判断は、差出人名と From
メールアドレスを見て下される、と言っても過言ではない。過去に接点を
持った企業からのメルマガなのか、スパムメールなのかがここで判断され
る。
従って、あなたは一体誰なのかを一目瞭然にする必要がある。
あなたが発行しているメルマガがスパムメールになっているかどうかを認識
するには、あなた自身がそのメルマガの読者になって、受信するに値するメ
ルマガであるかを判断してみる必要がある。
解除方法がすぐにわかるか、簡単になっているか、ぐらいは今すぐにでも確
認ができる。読者に「迷惑メールを報告」ボタンを押させる要因となってい
る原因を、まず排除しよう。
「迷惑メールを報告」ボタンが押されて、迷惑メールフォルダに振り分けら
れると、メルマガの効果測定に誤差が生じ始める。メルマガは読者に到達し
ているけれども、効果が減少しつづけるという結果が生み出されるからで
ある。
メルマガをスパムメールにさせない方法を実践していただきたい。
(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)